index

「自分の目がつり目なのか、たれ目なのかわからない」
「つり目がコンプレックスなので、メイクや整形で印象を変えたい」
このようなお悩みを抱えていませんか?
つり目にはクールな印象、たれ目にはやわらかい印象があり、どちらの目元にもそれぞれ魅力があります。しかし、自分の目のタイプがわからないと、メイクやファッションの方向性で迷ってしまうこともあるでしょう。
この記事では、つり目とたれ目の見分け方や、目の印象を変えるメイク方法、たれ目をつくる美容整形などについて詳しく解説します。
つり目・たれ目の判断基準と見分け方

つり目とたれ目の基本的な判断基準は、目頭と目尻を結んだ線の角度です。
正面を向いた状態で、目頭と目尻を結ぶ直線をイメージし、その線が水平よりも上がっていれば「つり目」、下がっていれば「たれ目」と判断できます。
ただし実際には、まぶたの形や二重幅、涙袋の大きさといった、目元のほかの要素も影響し合っています。たとえば、つり目気味の方でも、二重幅が広かったり涙袋が大きかったりすれば、優しい印象になることも少なくありません。
目のタイプをより正確に把握したいときには、スマートフォンで撮影して判断する方法もあります。正面から無表情の顔写真を撮影し、編集アプリの直線ツールのような機能で目頭と目尻の角度を確認してみましょう。
つり目・たれ目の印象

ここからは、つり目とたれ目がそれぞれどのような印象を与えるのか、その特徴と魅力について詳しく解説します。
つり目の印象:クールビューティー
つり目の方は一般的に、「クールビューティー」という言葉が似合う、知的で洗練された印象を与えます。
冷静で落ち着いた雰囲気があり、周囲に「しっかりしている」「仕事ができそう」と感じさせやすいのが特徴です。
一方で、目元のクールな印象が強いために、近寄りがたい印象をもたれることもあり、それをコンプレックスに感じている方も少なくありません。
たれ目の印象:優しげな愛され顔
たれ目の方は、優しくおだやかで親しみやすい印象を与えやすいでしょう。
そのため、初対面の人にも警戒されにくく、コミュニケーションを円滑に進めやすい傾向にあります。また、その愛らしい雰囲気から、実年齢よりも若く見られることも少なくありません。
一方で、その優しい印象から「頼りなく見える」「幼い印象が強い」といった点をコンプレックスとして感じる方もいるようです。
つり目・たれ目になる原因は?

ここでは、「つり目」や「たれ目」がどのような要因で形成されるのかについて紹介します。
遺伝的要因
目の形や大きさに限りませんが、外見は遺伝による影響が大きいとされています。たとえば、両親が一重まぶたの場合、その子どもも似たような特徴をもつ可能性が高いでしょう。
目の構造は自分で変えることが難しいため、目元の印象を変えるには、メイクの工夫や美容整形の検討といった選択肢があります。
目周りの筋肉のつき方や骨格
遺伝だけではなく、目の周りにある筋肉の発達具合や日常的な使い方、眼瞼周囲の骨格なども目元の印象を変える要因のひとつです。
たとえば、まぶたの開じ閉きに関わる「眼輪筋(がんりんきん)」の下部が発達して涙袋がはっきりすると、優しいたれ目のように見えることがあります。
また、眉間に力を入れたり目を細めたりする癖があると、特定の筋肉が常に緊張状態になります。それが目尻の角度や目つきに影響し、元々の目の形とは異なる印象を与える可能性もあるでしょう。
加齢でたれ目になる?
「加齢でたれ目になるって本当?」「歳を取るとたれ目になるので整形する意味がないのでは?」と気になっている方もいるでしょう。しかし、それは間違いです。
加齢によってたれ目に見える要因は、上まぶたの皮膚のたるみであり、下まぶたがたれているからではありません。そのため、つり目の方は年齢を重ねても目尻の角度は大きく変わらないでしょう。
つり目・たれ目の印象チェンジメイク

ここでは「つり目」や「たれ目」を、メイクでなりたい印象に変える方法をご紹介します。
「メイクでいつもと違う雰囲気にしてみたい」「コンプレックスに感じている部分を自然にカバーしたい」といった方は、ぜひ参考にしてみてください。
つり目→優しいたれ目風メイク
つり目の知的でシャープな印象も素敵ですが、「もう少し優しい雰囲気に見せたい」とお悩みの方もいるでしょう。
メイクで「たれ目風」の目元にするポイントは、目尻のラインを実際よりも少し下げ、目の縦幅を意識して丸みを出すことです。
アイライナーは上まぶたの目尻側を少し下げ気味に、2~3mm程度はみ出して描きましょう。色はブラックよりもブラウン系を選ぶと、ナチュラルで優しい仕上がりになります。下まぶたの目尻1/3の部分(三角ゾーン)に淡いブラウン系の色を入れると、目尻が下がって見える効果もあります。
また、明るいベージュやピンク系のパール感のあるアイシャドウで涙袋を強調し、その下に薄く影を描き足すのも、愛らしさがプラスされて効果的です。マスカラは、下まつ毛のなかでもとくに目尻側を丁寧に塗り、視線を下に集めることでたれ目感を強調できます。
たれ目→クールなつり目風メイク
たれ目の優しい雰囲気も魅力的ですが、「キリッと知的に見せたい」「大人っぽい印象になりたい」という日には、「つり目風」メイクに挑戦してみましょう。
アイライナーは、目尻のラインを斜め上に向かって、やや太めに跳ね上げるように描く「キャットライン」が基本です。長さは5mm程度を目安に、目の形に合わせて調整しましょう。色はブラックやダークブラウンなど、引き締め効果のあるものがおすすめです。
アイシャドウは、目尻の「く」の字部分に、ダークブラウンやグレーなどの深みのある色を乗せ、目頭に向かってぼかしながら、目尻が上がって見えるように影をつけます。
マスカラは、上まつ毛の目尻側を重点的に塗り、外側に向かってカールさせると、目の横幅が強調されてシャープに見えます。眉山をやや外側にし、眉尻を少し長めかつ普段より少し上がり気味に描くと、顔全体が引き締まってクールな印象になるでしょう。
【印象チェンジ】つり目・たれ目におすすめのメガネとカラコン

ここからは、メガネやカラーコンタクトレンズ(カラコン)を使って、「つり目」や「たれ目」の印象を変えるコツをご紹介します。
メイクだけでなく、メガネやカラコンを取り入れることで印象の幅が広がり、よりおしゃれを楽しめるでしょう。
つり目さんにおすすめのメガネとカラコン
つり目の印象を和らげたい場合、メガネはフレームのラインが曲線的なオーバル型やボストン型を選ぶと、目尻の上がり具合が中和され、やわらかな印象になります。また、上のフレームがないアンダーリムや、フレーム全体が細身のデザインも、目元の強さを抑えてくれます。
カラコンの場合、ドットでフチがぼかされたデザインや、瞳に自然になじむブラウン系の色で、着色直径が自然なサイズのものを選ぶと、瞳が丸く優しく見えるでしょう。
たれ目さんにおすすめのメガネとカラコン
たれ目の印象を引き締めて大人っぽく見せたい場合には、メガネのフレーム上部が強調されたブロウラインタイプや、知的な印象を与えるスクエア型がおすすめです。
カラコンであれば、フチがほとんどないか、自然なぼかしの入ったアッシュブラウンやオリーブ系などのカラーを選ぶと、落ち着いた雰囲気になります。着色直径もあまり大きくないほうが、より大人っぽい印象に仕上がるためおすすめです。
たれ目をつくる美容整形

「メイクやファッションだけでは理想のたれ目に近づくのが難しい」と感じる方や、よりはっきりとした変化を望む方のために、たれ目をつくる美容整形について紹介します。
- 目尻切開:目の横幅を広げ、目尻の角度調整を調整する
- 二重整形:二重のラインや形を工夫することで目元の印象を優しく見せる
- たれ目形成(グラマラスライン形成):下まぶたの切開によりラインを下げる
- ボトックス注射:筋肉の働きを調整して目尻を自然に下げる
たれ目形成に関連する代表的な美容施術や効果、注意点などについても詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
下記のYouTube動画では、美容施術による、つり目からたれ目への変化を紹介しています。
▼つり目が大きい目に!激変する過程を医師が解説【たれ目形成】
目尻切開
目尻切開(めじりせっかい)は、目尻を数mm切開することで目の横幅を広げる施術です。目が横に広がり、目尻のラインがゆるやかになることで、たれ目風のやわらかい印象に近づける効果が期待できます。
二重整形
二重整形は、まぶたに二重のラインをつくったり、元々ある二重の幅や形を調整したりする施術です。代表的な方法としては、まぶたの皮膚を切る「切開法」と、医療用の糸でまぶたを留める「埋没法」があります。
二重整形は主に二重をつくることが目的の施術ですが、二重のラインのデザインや幅の取り方によっては、間接的にたれ目のような優しい雰囲気に見せる効果も期待できます。ただし、直接目尻を下げる手術ではないため、たれ目の効果はあくまで補助的なものです。
たれ目形成(グラマラスライン形成)
たれ目形成(グラマラスライン形成)は、目尻側の下まぶたを引き下げることで、優しくやわらかな印象のたれ目をつくる美容整形です。主な施術方法には「切開法」と「埋没法」があり、はっきりとした変化と持続性を期待する方には切開法がおすすめです。
埋没法は、体への負担が少なく、腫れや内出血といったダウンタイムの症状も軽めですが、時間の経過とともに糸がゆるんだり外れたりすることで効果が薄れる場合があります。
ボトックス注射
ボトックス注射は、目の周りを囲む眼輪筋(がんりんきん)にボトックスを打つことで、筋肉の動きを一時的に弱める施術です。これにより目尻がわずかに下がり、やわらかな印象のたれ目に見せる効果が期待できます。
施術時間は5~10分程度と短く、ダウンタイムもほとんどありません。しかし、効果は3ヶ月~半年ほどで徐々に薄れるため、効果を持続させたい場合には定期的な再施術が必要になります。
自分史上最高の目元をつくりたいなら実績豊富な「Another clinic」へ

この記事では、つり目とたれ目の見分け方や、目元の印象を変えるメイク方法、たれ目をつくる美容整形などについて解説しました。
つり目にはシャープで知的な印象、たれ目には優しく親しみやすい印象があり、どちらも魅力的な特徴があります。しかし、「もっとやわらかく見せたい」「大人っぽい目元にしたい」といったように、理想とする目元の印象がある方も多いでしょう。
たれ目形成(グラマラスライン形成)や目尻切開などの美容整形を活用すると、メイクでは再現しにくい変化を実現することもできます。
理想の目元を叶えるためには、自身の目の特徴と希望に合った施術を選ぶことが大切です。美容整形を検討する際は、信頼できるクリニックで十分なカウンセリングを受け、納得のいく判断をしましょう。
東京・銀座にある「Another clinic(アナザークリニック)」には、たれ目形成や目元切開に特化した経験豊富な医師が在籍しています。自身に合った施術内容や詳しい費用を知りたい方は、以下のフォームからお気軽にご相談ください。
日本大手の美容外科クリニックで院長を務め、クリニック内ランキングでは目元切開の分野において、全国エリア症例数No.1を獲得しておりました。
どんなことでもお気軽にご相談ください。
経歴
- ⽇本⼤学医学部 卒業
- 社会医療法⼈社団 順江会 江東病院 初期臨床研修
- 順天堂⼤学医学部 形成外科学講座 ⼊局
- 湘南美容クリニック ⼊職
- 池袋⻄⼝院・東⼝院、横浜院に勤務
- 湘南美容クリニック宇都宮院院⻑就任
- 湘南美容クリニック表参道院院⻑就任
某⼤⼿美容クリニックランキング
- 『たれ⽬形成』2022上期/2022下期/2023上期症例数全国No.1
- 『⽬尻切開』2022上期/2022下期/2023上期症例数全国No.1
- 『全切開⼆重』2022下期/2023上期症例数東京No.1
- 『⽬頭切開』2022下期/2023上期症例数東京No.1
所属学会
- 日本美容外科学会専門医
- 日本形成外科学会会員
- 日本先進医療医師会会員