目尻切開で「たれ目」になる？たれ目形成との違いや効果を解説

「つり目がコンプレックス」「やさしい印象の目元にしたい」とお悩みの方には、目尻切開やたれ目形成（グラマラスライン形成）などの美容整形に興味がある方もいるのではないでしょうか。

優しくやわらかな印象のたれ目をつくるためには、目尻切開だけでなく、たれ目形成との同時施術が効果的です。

この記事では、目尻切開の効果や、たれ目形成との違い、それぞれの費用相場やダウンタイムについて解説します。信頼できるクリニック選びのポイントも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

目尻切開とは

まずは、目尻切開の施術方法や期待できる効果、向いている人の特徴について見ていきましょう。

目尻切開の効果

目尻切開は、目尻を数mm切開することで目の横幅を広げ、より大きくバランスの取れた目元を目指す施術です。

目と目の間隔が近く「寄り目」に見えやすい方の場合、目尻を広げることで目元や顔全体のバランスが整ったと感じる方もいます。

つり目でお悩みの方の場合は、目尻切開を単独で行うよりも、たれ目形成術と組み合わせて施術されることが一般的です。

目尻切開が向いている人の特徴

目尻切開はとくに、次のような方に適した施術です。

• 目をより大きくしたい
• つり目によるキツい印象を和らげたい
• 目が顔の中心に寄っているような「寄り目」の印象を改善したい

カウンセリングや診察の際には、医師が目尻の皮膚の余裕を確認し、手術によってどの程度の変化が期待できるかを判断します。

一般的に、目尻を外側に軽く引っ張ったときに白目の部分が1.5mm以上隠れている方は、目尻切開の効果を実感しやすいとされています。

目尻切開とたれ目尻切開の違い

「目尻切開」と似た名前の施術に「たれ目尻切開」があり、両者の違いがよくわからない方もいるのではないでしょうか「目尻切開」と「たれ目尻切開」の主な違いは、以下の通りです。

それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。

施術方法

目尻切開とたれ目尻切開の施術方法の違いは、次のとおりです。

• 目尻切開：目尻の皮膚を数mm切開して目の横幅を広げる
• たれ目尻切開：目尻と下まぶたの外側を切開し、たれ目の印象をつくる

目尻切開は目の横幅を広げる施術である一方、たれ目尻切開では下まぶたの外側も切開するため、よりたれ目をつくりやすい施術だといえます。

効果

目尻切開による効果は、主に目の横幅の変化にとどまります。そのため、目尻切開で劇的にたれ目になるというよりは、単純に目が大きくなるイメージです。

一方、たれ目尻切開では目尻に加えて下まぶたを切開するため、目尻が下がり、やさしい印象の目元に近づけます。

たれ目にしたい場合は、通常の目尻切開よりも、手術前後の変化の度合いが大きい「たれ目尻切開」のほうが向いているでしょう。

費用相場

目尻切開の費用相場は、20～40万円程度です。一方、たれ目尻切開は、目尻切開よりも複雑な施術となるため、費用相場は30～50万円程度とやや高くなります。

これらの費用には、手術代のほか、麻酔代や術後の薬代、検診代などが含まれている場合と、別途必要になる場合があります。施術を受ける際には、クリニックでのカウンセリング時に総額について確認しておきましょう。

ダウンタイムの症状と期間

目尻切開とたれ目尻切開では、術後に腫れや内出血といったダウンタイム症状が見られるのが一般的です。ダウンタイムの症状や期間はどちらも似た経過をたどりますが、たれ目尻切開のほうが症状が強く出るケースもあります。

腫れや内出血などの目立つ症状は、通常1〜2週間ほどで落ち着きます。術後1週間程度で抜糸が行われることが多く、メイク（とくにアイメイク）やコンタクトレンズの使用は医師の指示があるまで控えるのが一般的です。傷跡の赤みは1ヶ月ほど続くことがありますが、徐々に目立たなくなります。

目尻切開とたれ目形成（グラマラスライン形成）の違い

たれ目の美容整形を検討するなかで、「目尻切開」と「たれ目形成（グラマラスライン形成）」の違いについて知りたい方もいるのではないでしょうか。

ここでは、それぞれの施術方法や効果、費用相場、ダウンタイムについて詳しく解説します。

施術方法

「目尻切開」と「たれ目形成（グラマラスライン形成）」の施術方法の違いは、次の表のとおりです。

目尻切開では、患者様の目の形や希望に応じて目尻を切開し、目の横幅を広げます。

一方、たれ目形成（グラマラスライン形成）は、下まぶたのラインを目尻側にかけて下げ、たれ目のような優しい印象の目をつくる施術です。 切開法では、下まぶたの皮膚を切開する方法や、下まぶたの裏側（結膜側）から切る方法があります。また、下まぶたを糸で縫い留めて固定する埋没法（非切開法）という選択肢もあります。

効果

目尻切開では、目の横幅を広げることで目が大きく見えるようになり、顔全体のバランスが整う効果が期待できます。

たれ目形成（グラマラスライン形成）の場合は、下まぶたが下がることで目の縦幅が広がるため、目がより大きく、やわらかい印象に見える効果が期待できます。

費用相場

「目尻切開」と「たれ目形成（グラマラスライン形成）」にかかる費用の目安は、次のとおりです。

たれ目形成の埋没法（非切開）は比較的安価ですが、切開法に比べると効果の持続期間が短く、定期的なメンテナンスが必要となる場合があります。

また、施術料金には、麻酔代や術後の薬代、検診代が含まれる場合もあれば、別途必要になることもあります。カウンセリングの際には、提示された費用の内訳を確認し、総額を把握しておきましょう。

ダウンタイムの症状と期間

目尻切開では、術後に腫れや内出血が1〜2週間ほど続くことが一般的で、1ヶ月ほどで赤みが消え、傷跡も半年ほどでほとんど目立たなくなります。

たれ目尻切開は、目尻切開に加えて下まぶたを引き下げる施術のため、腫れや赤みがやや強く出る傾向があります。とくに下まぶた周辺がむくみやすく、内出血の範囲が広くなることもあるでしょう。ただし、たれ目尻切開の場合も腫れや内出血は1〜2週間で落ち着き、基本的には傷跡も半年ほどで目立たなくなります。

なるべく早く回復するためにも、ダウンタイム中の過ごし方やケアについては医師の指示に従いましょう。

目尻切開とたれ目形成（グラマラスライン形成）は同時にできる？

目尻切開とたれ目形成（グラマラスライン形成）を組み合わせると、目が上下左右に大きくなり、より理想的な目元にすることも可能です。

ここでは、2つの施術を同時に行うことによる相乗効果やメリット、費用相場について詳しく解説します。

たれ目形成と目尻切開を併用した効果や経過については、下記のYouTube動画もぜひ参考にしてみてください。

▼たれ目形成＆目尻切開で目元拡大しました

併用施術の効果とメリット

目尻切開とたれ目形成（グラマラスライン形成）を同時に受ける最大のメリットは、それぞれの施術効果を一度の手術で最大限に引き出せる点です。

「目尻切開」で目の横幅が広がり、「たれ目形成」で目の縦幅が広がることで、目を大きく見せつつ、やわらかい印象の目元をつくることができます。

目尻切開が適応となる方は、2つの施術を同時に行うことがおすすめです。たれ目形成を単独で行う場合は、その場で幅跳びをするイメージ、たれ目形成と目尻切開を併用する場合は助走をつけて幅跳びするようなイメージであり、目の変化量にかなり差が出ます。

まれに「まずはたれ目形成をしてみて、あとから目尻切開を追加したい」と希望される方もいますが、その場合、同時に併用する場合と比べて変化量が減っていまいます。そのため、より理想的なたれ目に近づきたい方は、同時に施術することがおすすめです。

併用施術の費用相場

目尻切開とたれ目形成（グラマラスライン形成）を併用する場合の費用相場は、30～70万円程度です。

クリニックによっては、これらを組み合わせた施術をセットプランとして提供し、通常よりもお得な価格設定になっている場合もあります。

ただし、一見安く見える値段でも、あとから麻酔代や術後の薬代などの追加費用がかかる可能性もあるため、必ず見積もりを取って費用の内訳や総額を確認しましょう。

後悔する？目尻切開やたれ目形成（グラマラスライン形成）のデメリット

目尻切開やたれ目形成（グラマラスライン形成）は魅力的な目元を目指せる施術ですが、デメリットやリスクが生じる可能性も知っておくことが大切です。

たとえば、手術を受けても効果を実感できない場合や、時間が経つにつれて元の状態に戻ってしまう「後戻り」が起こることがあります。また、理想としていた目元の形が顔全体のバランスに合わず、違和感を感じる可能性もあります。

理想の目元を叶えるためにも、信頼できるクリニックや医師を選び、医師の説明やイメージのすり合わせに十分に納得してから施術を受けるようにしましょう。

目尻切開やたれ目形成（グラマラスライン形成）を受けるクリニックの選び方

目元はとてもデリケートなパーツなので、目尻切開やたれ目形成（グラマラスライン形成）を受ける際には、安心して任せられるクリニック選びが大切です。ここでは、クリニックを選ぶ際にチェックしたいポイントについて詳しく説明します。

• 症例数や実績
• 実際に施術を受けた人からの口コミ
• 医師による診察やカウンセリングの丁寧さ

それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

症例数や実績が豊富

たれ目形成（グラマラスライン形成）のような専門性の高い施術の仕上がりには、医師の症例数や経験が大きく影響します。

クリニックのウェブサイトを見る際やカウンセリング時には、担当医が執刀した具体的な症例写真を確認しましょう。 症例写真を見る際は、仕上がりの自然さや自身の美的感覚と一致するかどうかもチェックしたいポイントです。日本美容外科学会専門医の認定といった専門医資格も、医師の技術力を判断する際に参考にするとよいでしょう

口コミがよい

実際に施術を受けた人の口コミや体験談は、クリニックの雰囲気や医師の対応、施術後のリアルな効果、ダウンタイムの様子などを知るのに有用です。

ただし、インターネット上の口コミは匿名であるため、信頼性に欠けるものや誇張された内容が含まれる場合もあります。複数の意見を参考にして、総合的に判断しましょう。

診察やカウンセリングが丁寧

信頼できるクリニックでは、医師が患者さんの悩みや理想のイメージをじっくり聞き取り、施術のメリットだけでなく、リスクやダウンタイム、症状の経過についても具体的に説明してくれます。

逆に、その場での契約を急かしたり、質問しにくい雰囲気があったりするクリニックは避けた方が無難です。「思っていたのと違う」といった後悔を防ぐためにも、納得してから施術を受けるようにしましょう。

理想のたれ目を叶えるなら豊富な症例数と実績の「Another clinic」へ

この記事では、目尻切開の効果や、たれ目形成（グラマラスライン形成）との違いなどについて解説しました。

目をより大きく、優しく見せたい方には、目の横幅を広げる「目尻切開」と、下まぶたを下げる「たれ目形成」を組み合わせた施術がおすすめです。

東京・銀座にある「Another clinic（アナザークリニック）」には、たれ目形成や目元切開に特化した経験豊富な医師が在籍しています。自身の目元が手術の適応になるのかや、詳細な費用について詳しく知りたい方は、ぜひ以下のフォームから気軽にご相談ください。

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