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目頭切開はやめた方がいい?失敗例や後悔しないためのポイントを解説

目元施術
#目頭切開

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    西山 慶
    この記事の監修者

    院長

    西山 慶

    日本大手の美容外科クリニックで院長を務め、クリニック内ランキングでは目元切開の分野において、全国エリア症例数No.1を獲得しておりました。
    どんなことでもお気軽にご相談ください。

    目頭切開を検討しているけれど、「やめた方がいい」という声をブログやSNSで見かけて不安になっていませんか?目元は顔の印象を大きく左右するパーツであるため、「失敗したらどうしよう」と悩む方も少なくありません。

    この記事では、目頭切開のメリット・デメリットや、目頭切開をやめた方がいい人の特徴、主な失敗例とその対処法まで詳しく解説します。目頭切開を受けるべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

    目頭切開とは

    目頭切開とは、目頭にある「蒙古ひだ」と呼ばれる皮膚を切開し、目の横幅を広げる美容整形手術です。この施術によって、目が大きく見えるようになったり、離れ目の印象を改善したりする効果が期待できます。

    目頭切開の術式には、主にW法やZ法、リドレープ法などがあり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。施術後は通常、一週間ほどで抜糸が行われ、赤みや腫れ、傷跡は数週間〜数ヶ月かけて徐々に目立たなくなっていきます。

    ▶アナザークリニックにおける【全切開二重&目頭切開】術直後の症例はこちら

    目頭切開の手術方法ごとのメリット・デメリット

    ここでは、目頭切開の主な手術方法と、それぞれの特徴について詳しく紹介します。

    術式メリットデメリット
    W法・変化を大きく出せる ・後戻りしにくい・傷が大きくなることがある ・目頭が丸くなることがある ・皮膚切除するため元に戻しにくい
    Z法・綺麗な三角形の目頭にしやすい ・後戻りしにくい ・皮膚を切除せずに入れ替える方法なので、元に戻しやすい ・目と目の距離を近づけやすい・蒙古ひだが強い方で変化を大きくする場合、傷跡が大きくなることがある
    リドレープ法・傷跡が目立ちにくい ・自然な変化になる・変化量が少ない ・目頭が丸くなることがある ・目頭の下ラインの傷が硬くなりやすい

    W法

    W法は、目頭をW字型に切開して皮膚を一部切除し、目頭を開く方法です。しっかりとした変化を感じたい方に向いており、蒙古ひだが厚めの方にも適しています。ただし、皮膚を切除するため、元に戻しにくい点には注意が必要です。

    メリット  ・変化を大きく出せる ・後戻りしにくい
    デメリット・傷が大きくなることがある ・目頭が丸くなることがある ・皮膚切除するため元に戻しにくい

    Z法

    Z法は、皮膚をZ字型に切開し、皮膚の位置を入れ替えることで蒙古ひだを自然に開く術式です。皮膚の切除はしないため、ナチュラルな変化になりやすく、周囲にあまり気づかれたくない方に向いているといえます。

    Z法は当院でも多く採用している術式であり、必要に応じて逆Z法による修正も可能です。

    メリット・綺麗な三角形の目頭にしやすい ・後戻りしにくい ・皮膚を切除せずに入れ替える方法なので、元に戻しやすい ・目と目の距離を近づけやすい
    デメリット・蒙古ひだが強い方で変化を大きくする場合、傷跡が大きくなることがある

    リドレープ法(韓流目頭切開)

    リドレープ法は、皮膚を切除せずに蒙古ひだの位置や形を調整する方法で、「韓流目頭切開」とも呼ばれています。ナチュラルな仕上がりになりやすく、涙丘の露出も控えめになりやすいとされています。

    ほかの術式と比べるとダウンタイムの症状が軽度な傾向にあり、傷も目立ちにくいため、日常生活への影響を抑えたい方に向いています。ただし、ほかの術式に比べると、変化量が小さい点には注意が必要です。

    メリット・傷跡が目立ちにくい ・自然な変化になる
    デメリット・変化量が少ない ・目頭が丸くなることがある ・目頭の下ラインの傷が硬くなりやすい

    目頭切開のダウンタイム中の主な症状と期間

    目頭切開後のダウンタイムでは、腫れや内出血、傷跡の赤みなどの症状があらわれます。腫れは術後2〜3日がピークで、1〜2週間ほどで徐々に落ち着いていくのが一般的です。傷跡は数ヶ月かけて徐々に薄くなり、半年~1年ほどでほとんど目立たなくなるでしょう。

    術後の回復の程度や期間には個人差がありますが、術後のケアを丁寧に行うことで回復がスムーズになります。医師から処方された軟膏やテープを指示通りに使用し、術後は目元に刺激を与えないよう安静に過ごしましょう。

    目頭切開で起こりうる失敗・後悔のケース

    目頭切開で失敗や後悔をするケースには、主に次のようなものがあります。

    • 効果を感じられない
    • 不自然な仕上がりになる
    • 後戻りする
    • 整形したことが周囲にバレる

    それぞれのケースの原因や対策について詳しく見ていきましょう。

    効果を感じられない

    目頭切開を受けたにもかかわらず、「ほとんど見た目が変わらなかった」と感じる方もいます。とくに、蒙古ひだが元々薄い方は、取り除ける皮膚が少ないため変化が小さくなりがちです。

    「せっかく手術をしたのに効果がなかった」と後悔しないためにも、術前のカウンセリングでは仕上がりのイメージや変化量について医師としっかり共有しましょう。

    不自然な仕上がりになる

    とくに、両目の間隔が元々狭めの方が蒙古ひだを切りすぎると、「目がきつくなる」「常に涙目のように見える」といったように、不自然な印象になることもあります。

    自然でバランスのとれた仕上がりにするには、症例数が豊富で技術力の高い専門医を選び、希望するイメージを十分にすり合わせておくことが大切です。

    後戻りする

    目頭切開は基本的には後戻りしにくい施術ですが、術後のケアが不十分だったり、目元に強い刺激や摩擦が加わったりすることで、元の状態に戻ってしまう可能性があります。

    理想の仕上がりにするためにも、手術後はできるだけ安静に過ごし、医師の指示通りにケアを行いましょう。

    整形したことが周囲にバレる

    目元は、顔のなかでもとくに目立つパーツです。そのため、腫れや傷跡が目立つ期間は、周囲に整形を気づかれてしまう可能性もあります。

    とくに仕事や人前に出る機会が多い方は、変化が控えめな術式を選ぶことや、ダウンタイム中のスケジュールに余裕を持ったうえで施術に臨むことが望ましいでしょう。

    目頭切開をやめた方がいい人の特徴

    目頭切開は、目元の印象を大きく変えられる施術ですが、すべての方に適しているわけではありません。とくに、以下のような特徴をもつ方は、十分な効果を感じにくかったり、仕上がりが不自然になったりする可能性があります。

    • 蒙古ひだが少ない
    • 涙丘の露出範囲が広い
    • 目と目の距離が近い

    それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。

    蒙古ひだが少ない

    蒙古ひだが元々薄い方は、目頭切開によって得られる変化が少ない傾向にあります。無理に切開すると、目頭が尖ったような仕上がりになったり、涙丘が過度に露出したりすることで、不自然な印象になる可能性があります。

    蒙古ひだが少ない方は、目的によっても異なりますが、目頭切開ではなく二重の埋没法や切開法、目尻切開、たれ目形成といったほかの施術の方が適しているかもしれません。複数のクリニックでカウンセリングを受け、自身の目の状態にもっとも適した施術方法を見つけましょう。

    涙丘の露出範囲が広い

    涙丘(るいきゅう)とは、目頭の内側にあるピンク色の粘膜部分のことです。涙丘が元々よく見えている方が目頭切開を受けると、涙丘がさらに強調され、常に涙ぐんでいるような印象になることがあります。

    涙丘の露出範囲が広い方は、カウンセリングで医師にその旨を相談し、施術の適応があるかどうかを慎重に判断してもらいましょう。

    目と目の距離が近い

    目と目の距離が元々近い方は、目頭切開によってバランスが崩れやすく、寄り目に見えたり不自然な印象になったりすることがあります。

    目と目の距離が近い方は、目頭を広げるよりも、目尻側の幅を広げる施術や、縦幅を強調するたれ目形成などを検討した方が、自然な仕上がりになりやすいでしょう。施術前には医師と十分に相談し、自身の顔立ちに合ったバランスを見極めることが大切です。

    目頭切開で失敗した場合の修正方法

    万が一、目頭切開の仕上がりに満足できなかった場合、状態によっては修正手術によって改善が可能です。とくに皮膚を切除せずに切開するZ法で行なった場合は、逆Z法などである程度元に戻すことができます。当院でもZ法を採用しており、必要に応じた修正にも柔軟に対応しています。

    ただし、切除範囲が大きすぎる場合や、複数回の施術によって組織が硬くなっているケースなどでは、思うような改善が難しいこともあります。修正手術を検討する際は、形成外科や美容外科の専門医で、修正手術の実績が豊富な医師を選ぶことが大切です。

    また、修正手術を行う場合、通常は初回手術から半年以上経過してからの施術が推奨されます。手術直後は腫れや赤みなどの影響で不自然に感じるかもしれませんが、徐々になじんでくるケースも多いため、焦らず慎重に判断しましょう。

    目頭切開で後悔しないためのポイント

    目頭切開で後悔しないためには、主に以下のポイントに注意しましょう。

    • 目頭切開の症例数や実績が豊富なクリニック・医師を選ぶ
    • カウンセリングで納得いくまで相談する
    • 費用の安さだけでクリニックを選ばない
    • 術後のアフターケアを徹底する

    目頭切開の手術に不安がある方や、仕上がりに後悔したくない方は、ぜひ参考にしてみてください。

    目頭切開の症例数や実績が豊富なクリニック・医師を選ぶ

    目頭切開で後悔しないためには、症例数が豊富で経験のある医師を選ぶことが大切です。目頭切開はミリ単位の調整が求められる繊細な手術であり、医師の技術力や経験によって仕上がりが大きく左右されるためです。

    医師を選ぶ際は、過去の症例写真やビフォーアフター画像をチェックし、自分の理想に近い仕上がりかどうかを確認しましょう。

    また、学会の認定資格や、カウンセリング時の説明の丁寧さなども、信頼できる医師を見極めるポイントです。

    カウンセリングで納得いくまで相談する

    納得のいく結果を得るには、カウンセリングの段階で不安や疑問をしっかり解消しておくことが大切です。施術方法の違いや、自身にとって適した術式、期待できる効果やリスクなどを理解したうえで判断しましょう。

    必ずしも1回のカウンセリングで決断する必要はなく、セカンドオピニオンも検討する方法もあります。複数のクリニックを比較検討すれば、納得感をもって施術にのぞめるでしょう。

    費用の安さだけでクリニックを選ばない

    目頭切開を受けるクリニックを選ぶ際に、費用の安さだけで決めるのは避けましょう。格安の料金設定には、経験の少ない医師が対応している、症例数が少ない、術後のフォローが不十分などのリスクが隠れていることがあります。

    施術後に修正が必要となれば、結果的に高額な費用がかかることにもなりかねません。目元という繊細な部位だからこそ、安心して任せられる医師を選びましょう。

    術後のアフターケアを徹底する

    手術が成功しても、術後のケアが不十分であれば、腫れが長引いたり、傷跡が残ったりする可能性があります。仕上がりの美しさを保つためにも、アフターケアは非常に重要です。

    処方された薬の使用や、目元の冷却、紫外線対策など、医師の指示をしっかり守ることが大切です。少しでも異常を感じたら、自己判断せず早めにクリニックに相談しましょう。

    目頭切開なら豊富な症例数と実績を誇る「Another clinic」へ

    目頭切開は、目の横幅を広げて目元をはっきりと見せることができる人気の美容整形です。しかし、目は顔全体のバランスを左右するパーツであるため、「やめた方がいい」といった情報を目にして不安になる方も少なくありません。

    実際に、蒙古ひだが少ない方や、目と目の距離が元々近い方の場合、術後の変化がわかりづらかったり、不自然な仕上がりになったりするケースもあります。

    こうした失敗や後悔を防ぎ、施術の効果を最大限に引き出すためには、目元施術の症例実績が多く、経験豊富な医師に任せることが重要です。

    東京・銀座にある「Another clinic(アナザークリニック)」は、目元の整形に特化し、数多くの症例を手がけてきた実績あるクリニックです。

    丁寧なカウンセリングと高い技術力で、自然かつ魅力的な目元づくりをサポートいたします。理想の目元を手に入れたい方は、ぜひ下記のカウンセリングフォームからお気軽にお問い合わせください。

    【Another clinic】カウンセリング予約フォーム▶

    西山 慶
    この記事の監修者

    院長

    西山 慶

    日本大手の美容外科クリニックで院長を務め、クリニック内ランキングでは目元切開の分野において、全国エリア症例数No.1を獲得しておりました。
    どんなことでもお気軽にご相談ください。

    経歴

    • ⽇本⼤学医学部 卒業
    • 社会医療法⼈社団 順江会 江東病院 初期臨床研修
    • 順天堂⼤学医学部 形成外科学講座 ⼊局
    • 湘南美容クリニック ⼊職
    • 池袋⻄⼝院・東⼝院、横浜院に勤務
    • 湘南美容クリニック宇都宮院院⻑就任
    • 湘南美容クリニック表参道院院⻑就任

    某⼤⼿美容クリニックランキング

    • 『たれ⽬形成』2022上期/2022下期/2023上期症例数全国No.1
    • 『⽬尻切開』2022上期/2022下期/2023上期症例数全国No.1
    • 『全切開⼆重』2022下期/2023上期症例数東京No.1
    • 『⽬頭切開』2022下期/2023上期症例数東京No.1

    所属学会

    • 日本美容外科学会専門医
    • 日本形成外科学会会員
    • 日本先進医療医師会会員