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目頭切開の抜糸はいつ?痛い?抜糸前後の経過や処置の流れも解説

目元施術
#目頭切開

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    西山 慶
    この記事の監修者

    院長

    西山 慶

    日本大手の美容外科クリニックで院長を務め、クリニック内ランキングでは目元切開の分野において、全国エリア症例数No.1を獲得しておりました。
    どんなことでもお気軽にご相談ください。

    目頭切開は、目元の印象を大きく変える人気の美容整形手術ですが、「いつ抜糸するの?」「痛みはある?」など、気になる点も多いのではないでしょうか。

    この記事では、目頭切開後の抜糸の時期や痛みの程度、処置の流れをはじめ、術式ごとの違いやダウンタイムの過ごし方まで詳しく解説します。目頭切開を検討している方や、手術を控えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

    目頭切開の抜糸とは

    目頭切開における抜糸とは、手術後に傷口を閉じるために使われる糸を取り除く処置のことです。通常、目頭切開では非吸収糸(溶けない糸)が使われ、一定期間固定したのちに医療機関で糸を抜きます。

    なかには、目立ちにくい白い糸を選べるオプションを用意しているクリニックもあり、当院でも+22,000円(税込)でご利用いただけます。傷が目立ちにくくなるため、ダウンタイム中の印象を少しでも軽減したい方におすすめです。

    ここからは、目頭切開の抜糸のタイミングや抜糸時の痛み、処置の具体的な流れについて解説します。

    目頭切開の抜糸は何日後?

    目頭切開後の抜糸時期は、術式や回復具合によって若干前後するものの、一般的には手術から5〜7日後に行われます。

    韓国などでは、溶ける糸(吸収糸)を使った抜糸不要の術式もあります。しかし、日本では安全性や仕上がりを重視し、非吸収糸(溶けない糸)を用いることが多いため、通常は抜糸が必要です。

    抜糸の痛みはどのくらい?

    抜糸時の痛みは「チクチクする」「少しピリッとする」など、軽い刺激を感じる程度であり、そこまで痛くありません。

    麻酔を使わずに処置するケースも多いですが、当院では、痛みが心配な方の場合は笑気麻酔を利用することも可能です。抜糸時は不安や緊張があるかもしれませんが、なるべくリラックスして処置を受けることも痛みを軽減するポイントです。

    抜糸処置の一般的な流れ

    目頭切開の抜糸は、通常5〜15分ほどで終わる簡単な処置です。抜糸は、医師または看護師が次の手順で行います。

    1. 消毒
    2. 専用の器具で糸を除去
    3. 再度消毒
    4. 軟膏塗布

    抜糸当日はメイクを控え、処置後の洗顔やスキンケアに関しても医師の指示にも従いましょう。

    目頭切開のダウンタイム症状と経過

    目頭切開について、「いつから普段通りの生活に戻れるの?」「メイクやコンタクトはいつ再開できる?」といった疑問や不安を感じる方もいるのではないでしょうか。ここでは、術後直後から3ヶ月後までの経過や過ごし方のポイントを時系列で解説します。

    目頭切開を含む施術の術後経過については、下記のYouTube動画もぜひ参考にしてみてください。

    ▶つり目が大きい目に!激変する過程を医師が解説【たれ目形成】

    抜糸前

    手術後の数日は、腫れや内出血がもっとも目立ちやすい時期です。とくに術後2〜3日目にかけて腫れがピークを迎えることが多いため、なるべく安静に過ごすのが理想です。患部はテープで保護し、アイシングや痛み止め、抗生物質の服用などで症状を和らげましょう。

    この時期は、コンタクトレンズの使用やメイク(アイメイク)は避けるのが一般的です。また、抜糸前に縫合糸が外れてしまった場合は、すぐにクリニックに連絡しましょう。自己判断で放置すると、傷の治りや仕上がりに影響する可能性があります。

    抜糸後

    抜糸を終えるころには、腫れや赤みも少しずつ引いてきます。洗顔やスキンケアも再開できるタイミングですが、目元はまだデリケートな状態なので、やさしく丁寧に行いましょう。コンタクトレンズの装着や目元のメイクも、医師の許可が出てからの再開が安心です。

    術後1ヶ月

    手術から1ヶ月経過するころには、腫れや赤みもかなり落ち着き、傷跡もなじんできます。アイメイクやまつ毛エクステ、激しい運動などもこのタイミングから許可が出ることが多いでしょう。

    ただし、紫外線対策には引き続き注意が必要です。傷跡が日焼けすると色素沈着の原因になる可能性があるため、外出時は日焼け止め、帽子、サングラスなどでしっかりと保護しましょう。

    術後3ヶ月

    術後3ヶ月が経つころには、ほとんどの方がメイクなしでも目立たないレベルまで回復してきます。ただし、体質や術式によっては、完全に馴染むまでに半年〜1年ほどかかる場合もあります。

    この時期になっても赤みや傷跡が気になる場合には、修正施術や傷跡のケア治療を検討するのもひとつの方法です。気になる点があれば、まずは医師に相談しましょう。

    目頭切開の術式ごとのダウンタイムの違い

    目頭切開にはいくつかの術式があり、それぞれダウンタイムの症状や回復までの期間が異なります。

    ここでは代表的な術式である「W法」「Z法」「リドレープ法(韓流目頭切開)」について、ダウンタイムの特徴を解説します。

    W法

    W法は、目頭の蒙古ひだを切開・切除することで、目元の印象を大きく変えることができる術式です。

    変化を出しやすい半面、切開範囲が広く縫合も複雑なため、ダウンタイムはほかの術式よりも長めです。

    メイク再開は抜糸後一週間ほどから可能で、傷跡が自然になじむには半年〜1年程度かかることもあります。

    Z法

    Z法は、皮膚をZ字型に切開し、皮膚の位置を入れ替えることで蒙古ひだを自然に開く術式です。

    W法よりも切開範囲が小さく、皮膚の切除も行わないため、ダウンタイムはやや短めです。Z法は当院でも多く採用している術式であり、必要に応じて逆Z法による修正にも対応しています。

    リドレープ法(韓流目頭切開)

    リドレープ法は、皮膚を切除せずに蒙古ひだの位置や形を調整する方法で、「韓流目頭切開」とも呼ばれています。

    縫合範囲が少なく、術後の腫れや傷跡も最小限に抑えられるため、ダウンタイム期間をなるべく短くしたい方に向いています。

    W法やZ法に比べると目元の変化が控えめになることが多いため、自然な仕上がりを希望する方におすすめです。

    目頭切開のダウンタイム中の注意点や過ごし方のポイント

    目頭切開の術後は、腫れや内出血などの症状が出やすく、傷の治りにも影響する時期です。

    ここでは、洗顔やメイク、コンタクトの使用、仕事復帰など、ダウンタイム中の気になる過ごし方について解説します。

    洗顔

    洗顔は多くの場合、術後の翌日以降に、医師の許可が出てから再開可能です。再開のタイミングは、クリニックの方針や回復状況によっても異なるため、必ず確認しましょう。

    洗顔の際は、刺激の少ない洗顔料をしっかり泡立て、患部には直接触れないよう注意しましょう。

    流水で丁寧にすすいだあと、清潔なタオルで水気をそっと押さえるように拭き取ります。洗顔後は、医師から処方された軟膏やクリームで保湿と保護を忘れずに行いましょう。

    メイク

    目元のメイク再開時期は、基本的には抜糸後です。傷口への刺激や感染リスクを防ぐためにも、医師の許可が出るまでは控えましょう。

    メイクを再開する際は、まずファンデーションやチークなど、患部に触れないポイントメイクからはじめるのがおすすめです。メイク用品はなるべく刺激の少ない成分のものを選び、メイクブラシやスポンジなども清潔なものを使用しましょう。

    コンタクトの使用

    コンタクトレンズは一般的に、抜糸後(術後一週間程度)から使用できます。装着の際は、手指をしっかり洗って清潔な状態で行い、手術部位に触れないよう注意しましょう。

    目に違和感がある場合や、充血や痛みを感じたときは、無理せずすぐに使用を中止し、医師に相談してください。

    仕事復帰

    デスクワークが中心で、あまり人と顔を合わせる必要がない場合は、腫れが落ち着きはじめる術後3日~1週間程度での復帰も可能です。

    人前に立つ仕事や接客業などの場合は、腫れや内出血がある程度落ち着き、メイクでカバーできるようになるまで(1~2週間程度)お休みを取られる方もいます。

    ダウンタイムの症状の出方には個人差があるため、最終的な復帰時期は、ご自身の体調と相談しながら医師の指示に沿って判断しましょう。

    目頭切開のダウンタイムを短くするための工夫

    目頭切開後のダウンタイムを短くするには、術後の過ごし方やケアが重要です。

    とくに術後2~3日は腫れや内出血が出やすいため、タオルに包んだ保冷剤等で患部をやさしく冷やしましょう。

    また、術後の感染予防や炎症を抑えるため、処方された抗生物質や痛み止めなどは医師の指示通りに正しく使用しましょう。

    アルコールや喫煙、激しい運動、長時間の入浴などは傷の治りを遅らせる原因になるため、術後しばらくは控えたほうが無難です。術後の仕上がりをきれいにするためにも、術後のケアは医師の指示に従い、丁寧に行いましょう。

    目頭切開の抜糸に関するよくある質問

    最後に、目頭切開の抜糸に関するよくある、次の質問について紹介します。

    • 抜糸なしの目頭切開はありますか?
    • 目頭切開の抜糸の値段はいくらですか?
    • 目頭切開の抜糸前に糸が取れたらどうすればいいですか?

    目頭切開の抜糸についてより詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

    抜糸なしの目頭切開はありますか?

    一部の術式では、抜糸を必要としないケースもあります。たとえば、韓国で主流のリドレープ法では、体内で自然に吸収される吸収糸を使用することにより、抜糸が不要になる場合があります。

    ただし、日本国内では、安全性や管理のしやすさを考慮して非吸収糸(抜糸が必要な糸)を用いることが一般的です。リドレープ法であっても、抜糸が必要になる場合が多いため、事前にクリニックに確認しておきましょう。

    目頭切開の抜糸の値段はいくらですか?

    多くのクリニックでは、手術費用に抜糸を含むアフターケア料金が含まれており、追加費用は発生しません。

    ただし、他院で手術を受けたあとに別のクリニックで抜糸だけを依頼する場合は、3,000〜10,000円程度の費用がかかるのが一般的です。費用に関して不安がある場合は、手術前のカウンセリングで抜糸費用の有無について確認しておきましょう。

    目頭切開の抜糸前に糸が取れたらどうすればいいですか?

    万が一、抜糸前に糸が外れてしまった場合は、すぐに手術を受けたクリニックに連絡しましょう。自己判断で対応するのは危険です。

    早い段階で縫合糸が取れると、傷口が開くおそれがあり、感染や仕上がりへの悪影響につながる可能性があります。異変に気づいたら、早めにクリニックに相談しましょう。

    目頭切開なら目元施術のスペシャリストが在籍する「Another clinic」へ

    目頭切開の抜糸は、術式や回復のスピードによって多少前後しますが、一般的には術後5〜7日後を目安に行われます。抜糸時の痛みが不安な方も多いかもしれませんが、少しチクッとする程度で済むケースが大半です。

    当院では、処置中の不安や痛みに配慮し、ご希望の方には笑気麻酔もご用意しております。ご希望があれば遠慮なくお申し付けください。

    東京・銀座にある「Another clinic(アナザークリニック)」は、目元の整形に特化し、数多くの症例を手がけてきた実績あるクリニックです。

    丁寧なカウンセリングと高い技術力で、自然かつ魅力的な目元づくりをサポートいたします。理想の目元を手に入れたい方は、ぜひ下記のカウンセリングフォームからお気軽にお問い合わせください。

    【Another clinic】カウンセリング予約フォーム▶

    西山 慶
    この記事の監修者

    院長

    西山 慶

    日本大手の美容外科クリニックで院長を務め、クリニック内ランキングでは目元切開の分野において、全国エリア症例数No.1を獲得しておりました。
    どんなことでもお気軽にご相談ください。

    経歴

    • ⽇本⼤学医学部 卒業
    • 社会医療法⼈社団 順江会 江東病院 初期臨床研修
    • 順天堂⼤学医学部 形成外科学講座 ⼊局
    • 湘南美容クリニック ⼊職
    • 池袋⻄⼝院・東⼝院、横浜院に勤務
    • 湘南美容クリニック宇都宮院院⻑就任
    • 湘南美容クリニック表参道院院⻑就任

    某⼤⼿美容クリニックランキング

    • 『たれ⽬形成』2022上期/2022下期/2023上期症例数全国No.1
    • 『⽬尻切開』2022上期/2022下期/2023上期症例数全国No.1
    • 『全切開⼆重』2022下期/2023上期症例数東京No.1
    • 『⽬頭切開』2022下期/2023上期症例数東京No.1

    所属学会

    • 日本美容外科学会専門医
    • 日本形成外科学会会員
    • 日本先進医療医師会会員