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目が小さくて悩んでいるけど「目頭切開と埋没法はどっちが先?同時にできるの?」そんな疑問を抱えていませんか?
結論からいうと、目頭切開と二重埋没は同時に施術を受けることが可能です。一般的には、二重埋没法、目頭切開の順番で施術されますが、医師によって見解が分かれます。
この記事では、目頭切開と埋没法の基礎知識から同時施術するメリットとデメリットを紹介します。
目頭切開と埋没法の基礎知識

ここでは、目頭切開と埋没法の基本的な施術内容と特徴について紹介します。
- 目頭切開について
- 埋没法について
- 目頭切開と埋没法は同時に施術は受けられる?
目頭切開について
目頭切開は、目頭部分にある蒙古襞(ひだ)を切除して目の横幅を広げる美容外科手術です。
蒙古襞が発達している日本人の多くは、皮膚が目頭を覆うことで目が小さく見えたり、平行型の二重まぶたが作りにくくなったりします。
目頭切開により蒙古襞を適切に切除することで、目の印象を大きく変えられ、平行型二重を希望する方に効果的です。
主な術式にはZ法やW法があり、それぞれ傷跡の形状や治り方が異なります。
術式 | 特徴 |
Z法 | 多くの目のタイプに対応できる 傷跡が比較的目立ちにくい |
W法 | 蒙古襞が強い場合に効果的 |
費用相場は15万円から30万円程度です。
ダウンタイムは1から2週間が一般的です。抜糸は術後5から7日目に行われ、完全に自然な仕上がりになるまでには、3ヶ月から半年程度かかります。
埋没法について
埋没法は、医療用の特殊な糸を使用してまぶたの皮膚と筋肉を留めることで、二重ラインを作る施術です。
切開を伴わないため、比較的手軽に手術を受けやすく、さらによい仕上がりにしたい時に修正もしやすいことから人気があります。
まぶたの厚みや脂肪量が少ない方には特に適しており、自然な二重ラインを目指せます。
項目 | 内容 |
施術の特徴 | 切開なし/糸で留める/修正が比較的容易 |
おすすめな人 | まぶたが薄い方 まぶたの脂肪が少ない方 |
費用相場 | 約5万円〜20万円(クリニックによって異なる) |
ダウンタイム | 腫れのピークは2〜3日/約1週間で落ち着く |
注意点 | まぶたが厚い、脂肪が多い場合は糸が取れやすい |
割引制度 | モニター制度の利用で費用が安くなる場合も |
施術を受ける前にしっかりとカウンセリングを受け、自分に合った方法かどうか医師に判断してもらうことが大切です。
目頭切開と埋没法は同時に施術を受けられる?
目頭切開と埋没法の同時施術は、多くのクリニックで対応しており、実際に組み合わせて行う方も多くいます。
最大のメリットは、ダウンタイムを1度にまとめられる点で、特に仕事や学校を長く休めない方にとっては魅力的です。
項目 | 内容 |
施術の順序 | 目頭切開、埋没法の順が一般的 |
費用相場 | 約20万〜40万円 |
ダウンタイム | 腫れのピークは3〜5日/腫れ・内出血はやや強めに出ることも |
抜糸 | 目頭切開部分のみ/術後5〜7日後に実施 |
注意点 | 症状が一時的に強く見える可能性がある |
なお、施術の順序や同時施術が適しているかどうかは、まぶたの状態やご希望の仕上がりによって異なります。
最終的にはカウンセリング時に医師と相談し、判断してもらうことが大切です。
目頭切開と埋没法を同時施術するメリット・デメリット

ここでは、目頭切開と埋没法を同時に受ける場合のメリットとデメリットについて紹介します。
同時施術のメリット
目頭切開と埋没法の同時施術には、ダウンタイムや費用面で大きなメリットがあります。
最大のメリットは、ダウンタイムが一度で済む点です。社会人で長期休暇が取りづらい場合、目頭切開と埋没法を別々に受けると合計2週間から4週間の休みが必要になりますが、同時施術なら2週間程度で済みます。
費用面でも、セット料金や割引が適用されるケースがあります。
施術内容 | 費用の目安 |
埋没法(単体) | 5万円〜20万円 |
目頭切開(単体) | 15万円〜30万円 |
また、目頭から目尻にかけてのトータルバランスを医師が1度に調整できるため、より理想的な仕上がりを実現しやすいのも魅力です。
特に蒙古襞が強い方が平行型二重を希望する場合、同時施術により自然で美しいラインを作りやすくなります。
さらに、通院回数も抜糸や検診をまとめられるため、仕事への影響を最小限に抑えられます。
同時施術のデメリット
目頭切開と埋没法の同時施術にはデメリットも存在するため、慎重な検討が必要です。
最も大きなリスクは、腫れや内出血が強く出る可能性がある点です。目頭切開は切開を伴う手術のため、埋没法のみと比較して腫れや内出血のリスクが高くなります。
ふたつの施術を同時に受けることで、一時的にダウンタイムの症状が強く現れる場合があります。腫れのピークは3日から5日程度で、両方の施術による腫れが重なるため、見た目への影響がより現れやすいです。
また、埋没法は比較的修正しやすい施術ですが、目頭切開は過度に切りすぎると修正が難しくなります。
そのため、同時施術は「二重の幅をもっと広げたい」「目頭をもう少し切りたい」といった微調整が、個別施術と比較して難しくなる可能性があります。
施術時間が長くなることで、精神的な負担を感じる方もいます。
施術 | 所要時間の目安 |
埋没法のみ | 約30分 |
同時施術(目頭切開+埋没法) | 約1〜2時間 |
同時施術のデメリットを十分に理解したうえで、医師との綿密なカウンセリングを通じて最適な選択をすることが重要です。
目頭切開と埋没法の同時施術はこんな人におすすめ

ここでは、目頭切開と埋没法の同時施術がどのような方に適しているかについて紹介します。
同時施術がおすすめな人は、主に以下のとおりです。
- 休暇が取りづらい社会人の方
- 平行型二重を希望し蒙古襞が発達している方
休暇が取りづらい社会人の方
目頭切開と埋没法の同時施術は、仕事の都合上長期間の休暇を取ることが困難な社会人の方に特におすすめです。
オフィスワークを中心とした20代後半の女性や、リモート会議が多い環境で働く方にとって、ダウンタイムを1度にまとめることは大きなメリットとなります。
目頭切開と埋没法を別々に受ける場合、それぞれの施術でダウンタイムが発生し、合計で2週間から4週間程度の休暇や調整期間が必要です。
しかし、同時施術なら2週間程度で済むため、有給休暇や連休を効率的に活用できます。
抜糸は術後5から7日目に行われ、その後はメイクでカバーできるレベルまで回復するため、土日と有給数日を組み合わせて対応する方も多くいます。
平行型二重を希望し蒙古襞が発達している方
蒙古襞が発達しており、理想的な平行型の二重まぶたを希望する方には、目頭切開と埋没法の同時施術が効果的な選択肢となります。
日本人の多くが持つ蒙古襞は、目頭部分を覆うことで目が小さく見えたり、埋没法だけでは目頭側の二重ラインが隠れてしまったり末広型の二重になりがちです。
目頭切開により蒙古襞の張りを適切に解消することで、目頭からしっかりとした平行型の二重ラインを目指せます。
同時施術では、医師が二重の幅と目頭の切開量のバランスを1度に調整できるため、より理想的で自然な仕上がりを実現しやすくなります。
過去に埋没法を受けたが目頭側のラインに不満があった方や、より印象的な目元を目指したい方にもおすすめです。
目頭切開と埋没法を同時に行った当院の症例写真
目頭切開と埋没方を同時に実施した事例を知りたい方に向けて、当院の症例写真を紹介します。
いずれも目頭切開と埋没方法の同時施術を行なった症例のビフォーアフターであるため、術前と術後の変化に注目してみましょう。



まずは無料のカウンセリングだけでも可能なので、相談したい方は以下のカウンセリングフォームからご予約ください。
【Another clinic 】カウンセリング予約フォーム▶
目頭切開と埋没法についてよくある質問

ここでは、目頭切開と埋没法に関してよく寄せられる質問を紹介します。
- 目頭切開と埋没法を先に受けるならどっち?
- 目頭切開と埋没法の同時施術にかかる費用相場は?
- 目頭切開と埋没法のダウンタイムの症状や期間は?
- 目頭切開と埋没法を同時に受けるリスクは?
目頭切開と埋没法を先に受けるならどっち?
当院では埋没法を先に行い、その後に目頭切開を推奨しています。
埋没を先にした方が、幅を変えたくなった場合でもすぐに変えられるためです。
一方、切開を先にしてしまうと、すぐには幅を変えられません。
目頭切開と埋没法の同時施術にかかる費用相場は?
目頭切開と埋没法を同時に受ける場合、セット料金が適用されると別々に施術を受けるよりも費用を抑えられる場合があります。
埋没法と目頭切開を単独で受けた場合の合計費用は、おおよそ20万円〜50万円程度になるのが一般的です。
モニター制度を利用すれば、さらに数万円の割引が適用されるケースもあります。
同時施術は費用面でのメリットだけでなく、通院回数やダウンタイムもまとめられるため、忙しい方にもおすすめです。
目頭切開と埋没法のダウンタイムの症状や期間は?
おおよそ1週間〜2週間程度で、腫れのピークは術後3〜5日目に現れます。
埋没法単体であれば、腫れは2〜3日でピークを迎え1週間以内に落ち着くのが一般的です。
目頭切開を加えることで、切開による腫れや内出血が生じやすくなります。
時期 | 症状・経過の目安 |
術後当日〜2日目 | 腫れ・内出血が顕著に現れる(痛みや熱感あり) |
術後3〜5日目 | 腫れのピーク(アイシングや安静が重要) |
術後5〜7日目 | 目頭切開部分の抜糸を実施(腫れが徐々に軽減) |
術後2週間 | 大きな腫れが治まり、メイクでカバー可能な状態 |
3ヶ月〜半年後 | 完全に自然な状態へ(傷跡も目立たなくなる) |
なお、回復のスピードや腫れの程度には個人差があるため、医師の指示にしたがって適切なケアを行ってください。
目頭切開と埋没法を同時に受けるリスクは?
同時施術のリスクは、腫れや内出血が出やすくなる点が挙げられます。
また、施術を同時に行うことで手術時間が長くなったり、切開部分からの感染リスクも単独施術に比べてやや高くなったりする可能性があります。
具体的なリスクは、以下のとおりです。
- 切りすぎによる寄り目感や涙丘の過度な露出
- 傷跡が目立つ可能性
- 左右差の発生
- 二重ラインの不自然さ
- 埋没法のラインが取れやすくなる可能性
リスクを最小限に抑えるためには、経験豊富な医師に施術を依頼することが重要です。
特に、日本美容外科学会(JSAPSやJSAS)の専門医資格を持ち、目頭切開と埋没法の同時施術に精通している医師を選ぶことが推奨されます。
目頭切開のデメリットが気になる方は、目上切開と埋没法の同時施術がおすすめ

最後に、目頭切開のデメリットを軽減する方法として、目上切開と埋没法の同時施術について紹介します。
目上切開はまぶたの上部から余分な皮膚を除去する方法で、傷跡が二重ラインに隠れて目立ちにくいのが特徴です。
埋没法との組み合わせにより、切開による永続的な効果と、調整可能な二重ラインの両方のメリットがあります。
また、埋没法は非切開式のためラインの修正が可能で、目上切開との併用によってリスクを最小限に抑えながら自然な仕上がりを目指せます。
蒙古襞が強く平行型二重を希望する方でも、目上切開と埋没法の同時施術により、目頭切開よりも自然で調整しやすい理想的な仕上がりを目指せるのが特徴です。
上切開を用いてまぶたの被さりを軽減し、埋没法で理想的な二重ラインを形成することで、目頭切開に頼らずとも平行型二重の効果を得やすくなります。
また、埋没法では二重の幅や形を微調整できるため、より個人に合わせた自然な仕上がりを期待できます。
目頭切開+埋没法と目上切開+埋没法の違いは、以下を参考にしてみてください。
項目 | 目頭切開+埋没法 | 目上切開+埋没法 |
自然さ | 変化が大きく印象的(不自然に見える場合も) | より自然で控えめな変化 |
調整のしやすさ | 目頭切開の修正は難しい | 埋没部分の調整がしやすい |
費用相場 | 約20万〜40万円 | 約20万〜40万円 |
目頭切開と埋没法の同時施術を受けるなら実績の多いクリニックを検討しよう

目頭切開と埋没法の同時施術は、ダウンタイムを1度にまとめられるため、忙しい社会人の方にもおすすめです。
ただし、両方の部位が同時に腫れるため、術後初期は腫れが目立ちやすくなります。
そのため、高い技術力と経験を持つ医師による施術が重要です。
同時施術を検討する際は、自分の目の形や蒙古襞の状態を正確に診断してもらい、症例実績の豊富なクリニックでカウンセリングを受けるようにしましょう。
日本大手の美容外科クリニックで院長を務め、クリニック内ランキングでは目元切開の分野において、全国エリア症例数No.1を獲得しておりました。
どんなことでもお気軽にご相談ください。
経歴
- ⽇本⼤学医学部 卒業
- 社会医療法⼈社団 順江会 江東病院 初期臨床研修
- 順天堂⼤学医学部 形成外科学講座 ⼊局
- 湘南美容クリニック ⼊職
- 池袋⻄⼝院・東⼝院、横浜院に勤務
- 湘南美容クリニック宇都宮院院⻑就任
- 湘南美容クリニック表参道院院⻑就任
某⼤⼿美容クリニックランキング
- 『たれ⽬形成』2022上期/2022下期/2023上期症例数全国No.1
- 『⽬尻切開』2022上期/2022下期/2023上期症例数全国No.1
- 『全切開⼆重』2022下期/2023上期症例数東京No.1
- 『⽬頭切開』2022下期/2023上期症例数東京No.1
所属学会
- 日本美容外科学会専門医
- 日本形成外科学会会員
- 日本先進医療医師会会員