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涙袋の作り方は?メイクや美容施術で作る方法を解説

目元施術
#外科的涙袋形成

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    西山 慶
    この記事の監修者

    院長

    西山 慶

    日本大手の美容外科クリニックで院長を務め、クリニック内ランキングでは目元切開の分野において、全国エリア症例数No.1を獲得しておりました。
    どんなことでもお気軽にご相談ください。

    「涙袋がなくて目が小さく見える」と悩んでいませんか?涙袋は、目元の印象を大きく変える重要な部分です。

    しかし、メイクやマッサージで作る涙袋は一時的な効果しかなく、持続性が乏しいです。最近では、涙袋を作るために、外科的手術から数分で完了する注射での施術まで、さまざまな方法が存在しています。

    この記事では、涙袋が与える効果や、理想の涙袋を作るためのおすすめの方法を詳しく解説します。

    涙袋を作ることで期待できる3つの効果

    涙袋を作ることで期待できる効果は、主に以下の3つです。

    • 目が大きく立体的に見える
    • 優しく愛らしい印象になる
    • 顔全体が明るく若々しく見える

    目が大きく立体的に見える

    涙袋を作ることで、目元に立体感が生まれ、目が大きく見えます。涙袋によって目の縦幅が視覚的に広がり、目元に自然なふくらみが加わります。

    特に一重や奥目の方、写真で目が小さく写りやすい方にとっては、大きな変化を感じやすいポイントです。

    涙袋があることによって、目元の立体感や魅力がアップし、顔全体の印象が引き締まる効果も期待できます。

    優しく愛らしい印象になる

    涙袋があると、顔全体の印象がやわらかくなり、優しく愛らしい雰囲気を引き出せます。

    赤ちゃんや子どもの目元によく見られる涙袋は、無意識のうちに親しみや無邪気さを連想させるパーツです。

    涙袋があることで、自然に温かみのある印象を与え、周りから見たときに優しさや親近感を伝えられるでしょう。

    顔全体が明るく若々しく見える

    涙袋を作ることで顔全体のトーンが引き上がり、若々しく明るい印象を与えられます。

    特に加齢により涙袋が平坦になってきた方や、クマやくすみに悩む方におすすめです。

    オンライン会議などでのカメラ映りが気になる場合にも、涙袋があるだけで目元に光が集まり、印象がやわらかく見えるでしょう。

    涙袋の効果により、以下のようなメリットがあります。

    • 顔全体が明るく、トーンが引き上がる
    • 目元に自然な立体感が生まれ、華やかさを演出できる
    • クマやくすみが目立ちにくくなり、若々しい印象を与える
    • 目元が引き立ち、オンラインや写真での印象が良くなる

    涙袋の作り方3選

    ここでは、涙袋の作り方として代表的な3つの方法について紹介します。

    • メイク
    • トレーニング
    • 美容施術

    メイク

    涙袋を作るメイクは、最も手軽で即効性のある方法です。

    初心者の方でも取り入れやすく、失敗してもやり直しができるため安心して挑戦できます。

    以下は、自然な涙袋を作るための基本的な3ステップです。

    1. 黒目の下にベージュ系やピンク系のハイライトを入れる
    2. ハイライトの下に細く薄い影を描く
    3. 指や綿棒で境界をぼかし、自然になじませる

    100円ショップのコスメでも代用できるため、費用を抑えながら手軽に試すことが可能です。

    地雷系メイクや量産型メイクでも定番の技法で、自然で可愛らしい目元を簡単に演出できます。

    美容施術(注入系)

    涙袋を形成する美容施術は、もっとも確実かつ持続的な方法です。ヒアルロン酸注入や脂肪注入など、目的や予算に応じた選択が可能です。

    以下に代表的な施術と特徴をまとめました。

    施術方法費用相場持続期間特徴
    ヒアルロン酸注入2万〜10万円半年〜1年ダウンタイムほぼなし、自然な仕上がり
    脂肪注入20万〜40万円半永久的自己脂肪を使用、安全性が高い

    整形という言葉に抵抗がある方も多いかもしれませんが、30代・40代・50代でも人気が高まっており、自然な印象を求める方にもおすすめです。

    毎日の涙袋メイクが負担に感じる方や、在宅勤務でのカメラ映りを改善したい方にも向いています。

    美容施術(外科系)

    注入系以外にも外科的に涙袋を形成する方法があります。(さらに詳しくはAnother clinicの施術ページをご覧ください。)

    以下に代表的な施術と特徴をまとめました。

    施術方法眼輪筋オーバーラップ縫合法(埋没法)脂肪移植(脂肪注入)
    変化量★★★★★★★★★★★★
    リスク涙袋が出にくい可能性食い込みが強く見える可能性しこりになる可能性
    メリット効果は半永久涙袋が作りやすく、デザイン性◎涙袋のボリュームの調節ができる
    デメリット変化がやや少ない可能性取れる可能性定着率が読めない
    抜糸・ダウンタイム
    (DT)
    抜糸:あり

    ダウンタイム(DT):1~2週間前後
    抜糸なし
    DT:1~2週間前後
    太ももから脂肪採取
    DT:1~2週間前後

    トレーニング(番外編)

    涙袋を自力で育てたい方には、トレーニングやマッサージによる方法もネットには掲載されています。

    下まぶたの筋肉である眼輪筋を鍛えることで、自然なふくらみを作れる可能性があるとのことですが、監修者から見ると懐疑的ではあります。

    一応、以下はにネットに載っていた代表的なトレーニングやマッサージの方法です。

    • 左右交互にウインクを繰り返す運動を1日1分程度行う
    • 下まぶたに軽く力を入れる筋トレを毎日継続する

    効果の出方には個人差がありますが、コツコツ続けることで自然な涙袋が形成される可能性があるとのことです。

    (繰り返しますが、監修者は懐疑的です・・・)

    涙袋を作るメイクの方法・手順

    ここでは、涙袋を作るメイクの具体的な手順について紹介します。

    1. 笑ったときにふくらむ位置を確認する
    2. コンシーラーで目元のくすみを消す
    3. ライナーで涙袋の影を1本描く
    4. 指やブラシでぼかして仕上げる
    5. 影の内側にハイライトをのせる
    6. 指やブラシでぼかして仕上げる

    ①笑ったときにふくらむ位置を確認する

    涙袋メイクを自然に仕上げるには、自分の本来の涙袋の位置を把握しましょう。

    鏡を見ながら軽く笑って、下まぶたがぷくっとふくらむ位置を確認します。

    一般的には黒目の下から目尻の1センチ手前あたりまでが目安ですが、個人差があるため自分の目元で正確に見ることが重要です。

    一重や奥目の方でも、笑ったときには必ずふくらみが現れるため、誰でも確認できます。スマートフォンのカメラで笑顔を撮影し、静止画でチェックするのも効果的です。

    ②コンシーラーで目元のくすみを消す

    涙袋メイクを美しく仕上げるためには、ベースとなる目元の肌を整えることが大切です。

    クマやくすみが残っていると、後に入れるハイライトの発色が弱まり、不自然な仕上がりになってしまいます。

    目の下の肌色に合わせてコンシーラーを選び、気になる部分をカバーしましょう。青クマにはオレンジ系、茶クマにはイエロー系、黒クマにはピンク系の色味が効果的です。

    ③ライナーで涙袋の影を1本描く

    涙袋に立体感を出すためには、確認したふくらみのすぐ下に極細の影を描くことが重要です。

    黒目の下から目尻の1センチ手前まで、0.5ミリほどの細い線で描くと自然に仕上がります。

    使用するライナーは、肌より少し暗いブラウン系を選ぶと影になじみやすく、不自然になりにくいです。

    ④影の内側にハイライトをのせる

    影を描いた後は、まつ毛の生え際側にハイライトをのせて、涙袋に立体感を持たせます。

    使用するハイライトの色は、パーソナルカラーに合わせて選ぶと肌なじみが良く、メイク全体の完成度が高まります。

    明るめのアイシャドウでも代用可能なため、新しくコスメを買い足さなくても構いません。

    黒目の下を中心に、指で軽く叩くようにのせると、自然で光を集めたような立体感が出せます。

    ⑤指やブラシでぼかして仕上げる

    涙袋メイクの仕上げは、影とハイライトの境目を自然にぼかすことです。

    まず、綿棒で影の上下を軽くぼかし、境界線を肌になじませましょう。

    続いて、毛足の短いブラシを使って目頭から目尻に向かって1度なぞると、やわらかく自然な印象になります。ぼかし具合によって印象が大きく変わるため、丁寧な仕上げが重要です。

    涙袋を作るセルフトレーニングの方法

    前述したようにあまり信憑性はないかもしれませんが、参考までにセルフトレーニングによる涙袋の作り方が載っていたので参考までに以下で紹介します。

    眼輪筋を鍛える筋トレ、血行を促すマッサージ、筋肉バランスを整えるエクササイズがあります。

    メイクや施術に頼らず、自然な涙袋を育てたい方におすすめの方法です。

    セルフトレーニング方法概要
    眼輪筋トレーニング下まぶたの筋肉を鍛え、自然なふくらみを形成
    表情筋エクササイズ目元全体の筋肉バランスを整え、涙袋の形成をサポート

    眼輪筋トレーニング

    自力で自然なふくらみを作るには、下まぶたを支える眼輪筋を鍛えることが重要です。

    • 額を固定し、下まぶたをギュッと引き上げて10秒キープ×5
    • ウインクを左右交互にゆっくりと30回行い1分間継続する
    • 眩しいものを見るように目を細め下まぶたに力を入れて5秒キープ×5

    表情筋エクササイズ

    自然な涙袋を作るためには、眼輪筋だけでなく、周辺の表情筋を鍛えることが重要です。

    • ピースサインで目尻と目頭を押さえ、目を細めて5秒キープ×3回
    • 額を固定し、下まぶたのみを動かす

    正しいフォームで行うことが重要で、眉を上げたり、頬が動かないように注意が必要です。

    涙袋を作れる美容施術の種類

    ここでは、涙袋を作れる美容施術として利用できる代表的な方法について紹介します。

    涙袋を作れる美容施術の種類には主に以下の内容があります。

    • ヒアルロン酸注入
    • 脂肪注入
    • 外科的涙袋形成術

    ヒアルロン酸注入

    ヒアルロン酸注入は、短時間で自然な涙袋を形成できる人気の美容施術です。近年では、リモート会議での見た目改善を目的に施術を希望する方も増えています。

    施術時間は約10分、ダウンタイムもほとんどなく、当日からメイクも可能です。

    仕上がりに満足できない場合でも、溶解注射で元の状態に戻せるため、美容医療初心者にも適しています。

    まれに軽度の内出血や腫れが出ることがありますが、コンシーラーでカバー可能な程度です。

    メイクやトレーニングで効果を感じにくかった方や、手軽に涙袋を作りたい方におすすめします。

    脂肪注入

    脂肪注入は、自身の脂肪を使って涙袋を形成する本格的な美容施術です。

    太ももや腹部から採取した脂肪を下まぶたに注入するため、異物によるアレルギーの心配が少なく、自然でやわらかな仕上がりが得られます。

    加齢により眼窩脂肪が減少し涙袋が平坦になった50代以降の方に特に適しており、脂肪採取部位の部分痩せ効果も期待できます。

    外科的涙袋形成術

    外科的涙袋形成は、眼輪筋を調整して自然で持続的な涙袋を作り上げる施術です。

    一般的な方法には眼輪筋オーバーラップ法や埋没式涙袋形成法がありますが、これらの方法ではふくらみがはっきりと出にくい場合があります。

    当院では、筋肉構造と表情の動きを細かく分析し、立体感と自然さを兼ね備えた涙袋形成を行なっています。

    外科的涙袋形成の特徴は、以下のとおりです。

    • 涙袋が目立たない方や、加齢により涙袋が薄くなった方でも成形が可能
    • 表情筋と連動した自然な動きを再現できる
    • ヒアルロン酸注入よりも長期的な効果が期待できる

    目元の印象を変えたい方には、無料カウンセリングにて最適なプランをご提案いたします。

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    涙袋を作るならメイクと美容施術どちらがおすすめ?

    ここでは、涙袋を作るならメイクと美容施術どちらがおすすめかを紹介します。

    メイクがおすすめの人

    対象特徴
    手軽に涙袋を試したい人プチプラや100均コスメで当日から印象アップ
    毎日のメイクで印象を変えたい人ナチュラル〜地雷系まで幅広く対応
    費用を抑えたい人1000円未満でも始められ、長期使用が可能

    涙袋メイクは、メイク初心者や学生に人気です。

    影・ハイライト・ぼかしの基本ステップを押さえれば、誰でも簡単に自然な涙袋が作れます。失敗してもすぐに修正できる安心感も魅力です。

    美容施術がおすすめの人

    対象特徴
    長期間キープしたい人ヒアルロン酸で半年〜1年、脂肪注入なら半永久的に持続
    毎日のメイクでうまく作れない人一重・奥目・左右差などセルフでは限界がある人に効果的
    自然な立体感を求める人無表情時でも美しい涙袋を形成可能

    美容施術は、長期的な効果や自然な立体感を求める方におすすめです。

    特に忙しい社会人や朝のメイク時間を減らしたい方には利便性が高く、ノーメイクでも自信の持てる目元に近づけます。

    理想的な涙袋を作りたい方は美容施術がおすすめ

    涙袋は目を大きく見せ、愛らしい印象を与える効果があります。

    作り方には、メイク・トレーニング・美容施術の3つの方法があり、それぞれに異なるメリットがあります。

    メイクは手軽に試せて費用も抑えられるため、初心者におすすめです。

    セルフトレーニングは信憑性はともかく、コストをかけずに自然な涙袋を目指せる方法で、継続することで効果が期待できるようです。

    一方、美容施術は長期間キープできる点や、毎日のメイクが不要になる点が大きなメリットです。確実性や仕上がりの自然さを重視する方に向いています。

    手軽さを重視するならメイク、自然で持続性を求めるなら美容施術がおすすめです。

    当院では、目元施術のプロフェッショナルが患者様のなりたい目元のイメージを追求しています。

    涙袋形成はもちろん、目頭切開や二重埋没など悩みにあわせた施術に対応しているので、目元のお悩みを抱えている方はぜひ以下のフォームからカウンセリングをお申し込みください。

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    西山 慶
    この記事の監修者

    院長

    西山 慶

    日本大手の美容外科クリニックで院長を務め、クリニック内ランキングでは目元切開の分野において、全国エリア症例数No.1を獲得しておりました。
    どんなことでもお気軽にご相談ください。

    経歴

    • ⽇本⼤学医学部 卒業
    • 社会医療法⼈社団 順江会 江東病院 初期臨床研修
    • 順天堂⼤学医学部 形成外科学講座 ⼊局
    • 湘南美容クリニック ⼊職
    • 池袋⻄⼝院・東⼝院、横浜院に勤務
    • 湘南美容クリニック宇都宮院院⻑就任
    • 湘南美容クリニック表参道院院⻑就任

    某⼤⼿美容クリニックランキング

    • 『たれ⽬形成』2022上期/2022下期/2023上期症例数全国No.1
    • 『⽬尻切開』2022上期/2022下期/2023上期症例数全国No.1
    • 『全切開⼆重』2022下期/2023上期症例数東京No.1
    • 『⽬頭切開』2022下期/2023上期症例数東京No.1

    所属学会

    • 日本美容外科学会専門医
    • 日本形成外科学会会員
    • 日本先進医療医師会会員