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「埋没法と切開法、どちらが自分に合っているんだろう?」
「二重切開はやめたほうがいいって本当?」
二重整形を検討する際に、上記のような悩みを抱える方もいるのではないでしょうか。目元は顔の印象を大きく左右するパーツであるため、「失敗したらどうしよう」と不安になってしまうでしょう。
この記事では、二重整形の埋没法と切開法の違いや特徴を比較しながら、あなたに合った施術方法を見極めるための判断基準を6つ紹介します。自分に合った施術方法でぱっちりとした愛らしい目元を手に入れたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
二重整形の埋没法と切開法はどう違う?

二重整形には、大きく分けて埋没法と切開法の2種類があります。まずは、これらの術式の違いを見ていきましょう。
メスを使わない「埋没法」の仕組み
埋没法は、医療用の糸でまぶたを数ヶ所留めることで、二重のラインをつくる施術です。皮膚を切らないため術後の腫れが少なく、元に戻すことも可能です。
施術時間は10~30分程度でダウンタイムが短く、まぶたが薄い方や「まずはお試しで二重にしたい」という方に向いています。
メスで二重をつくる「切開法」の仕組み
切開法は、まぶたをメスで切開し、余分な皮膚や脂肪を取り除いて理想の二重ラインをつくる方法です。
切開法には、切開する範囲によって部分切開と全切開があり、施術時間は1〜2時間程度が目安です。まぶたが厚い方や脂肪が多い方でも、くっきりとした二重ラインをつくりやすいという特徴があります。
二重ラインの持続期間の差
埋没法の場合、二重ラインの効果は平均で3〜5年ほどは持続するケースが一般的です。ただし、体質やまぶたの状態などによっては1〜2年で取れてしまうこともあります。
一方、切開法による二重ラインの効果は半永久的に残ります。再施術が必要になるケースが少ないため、将来的なメンテナンスの手間が気になる方におすすめです。
施術費用の相場を比較
二重整形の費用相場は、埋没法は3〜30万円程度、切開法は20〜40万円程度です。
クリニックによっては、モニター価格で安く施術を受けられるケースもあります。料金体系はクリニックによって異なり、追加費用が発生する場合もあるため、見積もりの内訳を必ず確認しましょう。
二重整形における埋没法のメリット

二重整形における埋没法のメリットには、主に以下のようなものがあります。
- ダウンタイムが短く腫れにくい
- やり直しや元に戻すことができる
- 施術時間が短く手軽に試せる
- メスを使わないことで傷跡の心配がない
それぞれのメリットの詳細について見ていきましょう。
ダウンタイムが短く腫れにくい
埋没法は、まぶたを切開しないため、術後の腫れが少なく、回復までの期間も短いのが特徴です。
メスを使わず、医療用の糸だけで施術を行うため、一般的には炎症や内出血も軽度です。施術後は、軽いむくみや腫れが数日ほど続くものの、基本的には1週間程度で落ち着きます。
やり直しや元に戻すことができる
埋没法は、糸を外せば元の状態に戻せるため、「思っていた仕上がりと違う」「左右差が気になる」といった場合でも修正しやすいのが魅力です。
とくに、二重幅を広めにしたい場合は、リスクの少ない埋没法から試すとよいでしょう。幅が広い二重をつくる場合は左右差が出やすいため、万が一ハム目になった場合や気に入らなかった場合に、埋没法のほうが元に戻しやすい傾向にあります。
施術時間が短く手軽に試せる
埋没法の施術自体は、10~30分程度で終わります。そのため、忙しい社会人や学生にとっては、施術を受ける際のスケジュール調整がしやすい点もメリットです。
また、数十分ほどで施術を受けられるため、二重整形を試してみたい方にも適しています。長時間の施術だとハードルが高いものの、短時間での施術であれば、気軽にお試しできるでしょう。
メスを使わないことで傷跡の心配がない
埋没法では皮膚を切らないため、術後に目立つ傷跡が残るリスクはほとんどありません。ごく小さな針穴が一時的にできる程度で、通常は1〜2週間でほぼわからなくなります。
「周囲にバレたくない」「仕上がりの自然さを重視したい」という方にとって、傷跡が残らない点は大きな安心材料になるでしょう。
二重整形における埋没法のデメリット

二重整形における埋没法には、以下のようなデメリットがあります。
- 二重ラインが取れる可能性がある
- 幅広いくっきり二重が実現できる
- まぶたが厚い人・目の開きが弱い人(眼瞼下垂)には向いていない
- 糸・糸玉が透けて見えるリスクがある
埋没法に関するリスクを事前に知っておきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
二重ラインが取れる可能性がある
埋没法は糸でまぶたを留める施術のため、時間の経過やまぶたへの負荷によって糸が緩んだり外れたりすることもあります。
埋没法による二重ラインの持続期間の目安は3~5年程度ですが、まぶたが厚い方や脂肪が多い方は、糸の強度に限界があるため、糸が取れやすい傾向にあります。
幅広いくっきり二重が実現できる
幅が広い二重を切開法で作成した場合は、ハム目となるリスクがあります。しかし、埋没法は糸を外せば元の状態に戻せるため、もし広い二重を希望される場合でも、まずは埋没法で幅広でくっきりした二重ラインを試しやすい施術となります。
まぶたが厚い人・目の開きが弱い人(眼瞼下垂)には向いていない
まぶたに厚みがあると、糸の力だけで自然な二重ラインを固定するのが難しいことがあります。無理に幅が広いラインをつくると、取れやすくなるだけでなく不自然な仕上がりになるリスクにも注意が必要です。
また、目の開きが弱い眼瞼下垂の方の場合、埋没法では根本的な改善ができず、「視界の開きが改善されない」「まぶた重たく見える」といった悩みが残ることもあります。
糸・糸玉が透けて見えるリスクがある
埋没法では、まぶたの皮膚に近い部分に糸や結び目(糸玉)が残るため、術後に糸が透けて見えることがあります。
糸の素材や太さ、結び目の大きさによっても透け具合は異なりますが、照明や角度によって青っぽく見えたり、触れるとポコっとした糸の感触を感じたりすることもあります。
二重整形における切開法のメリット

二重整形における切開法のメリットには、主に次のようなものがあります。
- 半永久的に二重ラインが持続する
- 埋没法では難しい二重デザインも作れる
- まぶたの脂肪やたるみも除去できる
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
半永久的に二重ラインが持続する
切開法では、まぶたを切開して筋肉や皮膚を固定するため、二重ラインが半永久的に残ります。
加齢によって多少の変化はありますが、埋没法のように糸が外れて元に戻るというリスクがないため、再施術の必要がほとんどないのもメリットです。
埋没法では難しい二重デザインも作れる
埋没法でつくれるデザインは、下記のケースではつくれるデザインが限られる場合があります。
- 眼瞼下垂で目の開きが弱い
- 皮膚のたるみが強い
- 脂肪の厚みが強い
このような場合、埋没法では二重がうまく出にくく、希望通りのデザインを実現できない場合もありますが、切開法では眼瞼下垂術や皮膚切除、脂肪切除などを行うことで二重埋没法では難しい二重デザインを実現することも可能になります。
ただし、二重ラインの幅が広すぎると、万が一のときの修正が難しくなることもあります。そのため、切開法を選択する場合でも、極端に広すぎない自然な二重幅にするのがおすすめです。
まぶたの脂肪やたるみも除去できる
切開法では、二重のラインを作ると同時に、まぶたの脂肪(ROOF)やたるみを除去できます。そのため、とくに下記のようなお悩みがある方に向いているといえます。
- まぶたの腫れぼったさが気になる
- 加齢によるまぶたの下垂がある
- 眠そうな印象を変えたい
眼瞼下垂で目の開きが弱い方では、目の開きがよくなり、二重の食い込みをぱっちり見せる効果も期待できます。
二重整形における切開法のデメリット

二重整形における切開法は、次のようなデメリットがあります。
- ダウンタイムが長く腫れやすい
- 施術範囲によっては修正が難しい
- 傷跡が残る可能性がある
それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
ダウンタイムが長く腫れやすい
切開法はまぶたを切る手術のため、腫れや内出血が出やすく、回復に時間がかかります。術後数日は腫れのピークが続き、目の周りに大きく内出血があらわれることも。
1週間後の抜糸時点でも、まだ腫れが残っていることが多く、1ヶ月経っても完全には引かないケースもあります。腫れや赤みが落ち着いて自然に見えるまでには、3~6ヶ月以上かかることもあるでしょう。
二重幅によっては修正が難しい
切開法で一度ラインをつくると、組織が癒着するため元に戻すのが難しくなります。とくに広い二重幅を狭くする修正は困難です。
また、修正手術ができる医師は限られており、費用も初回手術より高くなる傾向にあります。失敗や後悔を防ぐためには、術前のカウンセリングで納得いくまで相談することが大切です。
傷跡が残る可能性がある
切開法ではメスを使うため、術後に細い線状の傷跡が残るリスクがあります。体質によっては、傷が盛り上がったり色素沈着を起こしたりする可能性もあるでしょう。
通常は二重ラインに隠れるように縫合されるため目立ちませんが、事前に症例写真を見て、自分に合った術式や縫合方法を確認することが大切です。
二重整形は埋没法と切開法どっちがいい?選び方チェックリスト

二重整形で「埋没法と切開法の違いはわかったけれど、自分にはどちらが合っているのかわからない」という方のために、理想の目元やまぶたの状態に合わせて適した施術が見つかる判断ポイントをまとめました。
チェックポイント | おすすめの二重整形 |
手軽さや修正できるかどうかを重視したい | 埋没法 |
半永久的なくっきり二重にしたい | 切開法 |
ダウンタイムをなるべく短くしたい | 埋没法 |
まぶたの脂肪や厚みが気になる | 切開法 |
眼瞼下垂で目の開きが弱い | 切開法 |
失敗リスクを最小限にしたい | 埋没法 |
手軽さや修正できるかどうかを重視したい
「まずは試してみたい」「万が一のときにやり直したい」といった方には、埋没法がおすすめです。
埋没法は糸でまぶたを留める施術なので、元の状態に戻しやすく、施術も15〜30分程度と短時間で終わります。費用相場も3〜30万円程度と切開法より安く、二重整形初心者でも挑戦しやすいのがメリットです。
半永久的なくっきり二重にしたい
「くっきりとした二重ラインにしたい」「取れにくい方法がいい」という方には、切開法が向いています。
切開法ではまぶたの皮膚や筋肉をしっかり癒着させるため、ラインが長期間キープされやすく、時間が経っても取れにくいのが特徴です。
ダウンタイムをなるべく短くしたい
「仕事や学校をなるべく休めない」「イベントまでに仕上げたい」という方には、ダウンタイムの少ない埋没法が向いているでしょう。
早い方では術後数日でメイクやコンタクトの使用が可能になり、1週間もすればほぼ自然な状態に戻ります。
まぶたの脂肪や厚みが気になる
まぶたが重く見える方には、まぶたの余分な脂肪や皮膚のたるみを取り除ける切開法が向いています。
まぶたの厚みがある方の場合、埋没法だと二重ラインが取れやすくなるため、安定感を重視するなら切開法を検討するのが無難です。
眼瞼下垂で目の開きが弱い
「目が開きにくい」「いつも眠そうに見える」といったお悩みがある方は、眼瞼下垂の可能性があります。
この場合、皮膚表面を糸で固定する埋没法では改善が難しいため、目を開く筋肉にアプローチできる切開法が効果的です。
失敗リスクを最小限にしたい
「まずは様子を見ながらはじめたい」「あとから後悔したくない」という方は、埋没法からのスタートがおすすめです。
埋没法は、糸を抜けば元のまぶたに戻せるため、満足できなかった場合でも比較的簡単に修正できます。はじめての美容整形で不安がある方は、埋没法から試してみるといいでしょう。
二重整形なら⽬元施術のプロフェッショナルが在籍する「Another clinic」へ

二重整形には、メスを使わずダウンタイムが短い「埋没法」と、半永久的な効果が期待できる「切開法」があります。どちらの施術を選ぶかは、理想のデザインやまぶたの状態、ライフスタイルによっても異なります。
手軽にはじめたい方やダウンタイムを抑えたい方には、修正しやすくダメージも少ない埋没法が向いているでしょう。
一方で、くっきりとした二重を長期間キープしたい方や、まぶたの厚み・たるみが気になる方、眼瞼下垂の改善を希望する方には切開法が適しています。
自分に合った施術を安心して受けるためには、目元整形に特化した専門クリニックを選ぶことが成功のカギです。
東京・銀座にある「Another clinic(アナザークリニック)」は、目元の整形に特化し、数多くの症例を手がけてきた実績あるクリニックです。
丁寧なカウンセリングと高い技術力で、自然かつ魅力的な目元づくりをサポートいたします。理想の目元を手に入れたい方は、ぜひ下記のカウンセリングフォームからお気軽にお問い合わせください。
日本大手の美容外科クリニックで院長を務め、クリニック内ランキングでは目元切開の分野において、全国エリア症例数No.1を獲得しておりました。
どんなことでもお気軽にご相談ください。
経歴
- ⽇本⼤学医学部 卒業
- 社会医療法⼈社団 順江会 江東病院 初期臨床研修
- 順天堂⼤学医学部 形成外科学講座 ⼊局
- 湘南美容クリニック ⼊職
- 池袋⻄⼝院・東⼝院、横浜院に勤務
- 湘南美容クリニック宇都宮院院⻑就任
- 湘南美容クリニック表参道院院⻑就任
某⼤⼿美容クリニックランキング
- 『たれ⽬形成』2022上期/2022下期/2023上期症例数全国No.1
- 『⽬尻切開』2022上期/2022下期/2023上期症例数全国No.1
- 『全切開⼆重』2022下期/2023上期症例数東京No.1
- 『⽬頭切開』2022下期/2023上期症例数東京No.1
所属学会
- 日本美容外科学会専門医
- 日本形成外科学会会員
- 日本先進医療医師会会員