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二重切開を検討している方のなかには、「傷跡はどれくらいで目立たなくなるの?」「傷の赤みや盛り上がりはずっと残るの?」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。
仕事や学校を長く休めない方や、なるべくダウンタイムを短くしたい方にとって、傷跡が落ち着くまでの期間や経過は気になりますよね。
この記事では、術後の傷跡がいつ消えるのかや、時期ごとの変化について詳しく解説します。さらに、傷跡を早くきれいに治すためのセルフケアのポイントや、万が一、傷跡が残ってしまった場合の対処法についても紹介します。
二重切開とは

二重切開とは、まぶたを切開して余分な皮膚や脂肪を取り除き、はっきりとした二重ラインを作る美容整形手術です。施術には全切開法と部分切開法の2種類があり、まぶたの状態や希望する仕上がりによって適した方法が選択されます。
全切開法は、まぶたを広く切開して、はっきりした二重ラインを半永久的にキープできる方法です。まぶたが厚い方や、埋没法では二重ラインが取れてしまう方に向いています。
一方、部分切開法はまぶたの一部を切開する方法で、ダウンタイムが比較的短く、腫れや内出血も軽く済む傾向にあります。
傷跡はいつ落ち着く?二重切開後の経過

ここからは、二重切開後の傷跡がどのように変化していくのか、時期別の詳しい経過について紹介します。
二重切開をすると、どうしてもまぶたに傷ができますが、一般的には1ヶ月ほどで傷の赤みや腫れなどが落ち着いてきます。もちろん個人差はありますが、3~6ヶ月ほど経てば、傷跡が肌になじんで目立ちにくくなるでしょう。
切開後の傷跡の経過について詳しく知りたい方は、下記のYouTube動画もぜひ参考にしてみてください。
術後数日:傷がまだ開いて糸がついている
手術直後の数日間は、まぶたの腫れや赤み、内出血がもっとも強く出る時期です。切開部分にはまだ縫合糸が残っており、見た目にもはっきりと傷跡がわかります。
この期間は、まぶた全体が大きく腫れ、想定よりも広い二重幅に見えることもあります。腫れや内出血を軽減させるためにも、なるべく自宅で安静に過ごし、頭を高くして寝る、冷やすといったケアを徹底しましょう。
術後1週間:抜糸が行われる
手術から1週間ほど経つと、抜糸が行われ、腫れや赤みも徐々に引いていきます。
見た目の状態が少しずつ落ち着いてきても、まぶたはまだデリケートな状態です。目元をこすったり、過度に触れたりしないよう注意しましょう。
アイメイクやコンタクトレンズの使用も、医師の指示に従って再開することが大切です。
術後1ヶ月:傷の赤みが引いてくる
一般的に、術後から1ヶ月ほど経過すると、まぶたの腫れはかなり落ち着き、赤みも肌の色になじんできます。
突っ張り感や違和感を感じることもありますが、傷跡はメイクでカバーできる程度まで薄くなるケースがほとんどです。
この時期になると、日常生活にほとんど支障はなく、至近距離で見ない限り傷跡が気になることも少ないでしょう。
術後3ヶ月:硬さや凹凸が出やすい
個人の体質にもよりますが、術後3ヶ月ほど経てば、傷跡はほとんど気にならなくなります。ただ、この時期はコラーゲンの再生が活発になることで、一時的に傷跡に硬さや凹凸が出やすくなります。
触れると硬さを感じたり、光の加減で傷が浮いて見えることもありますが、多くは一時的なものです。
術後半年:傷が肌になじんで目立ちにくくなる
術後6ヶ月も経過すると、傷跡が肌になじんでほとんど目立たなくなります。
傷跡が残っていても、二重ラインで隠れる場合がほとんどなので、他人に気づかれる可能性も低いでしょう。
気になる部分がわずかに残っていたとしても、メイクをすれば十分カバーできる程度です。
二重切開の傷跡が目立ちやすい人の特徴

二重切開後の傷跡が目立ちやすいかどうかは、医師の技術や体質、術後のケアといったさまざまな要素が関係しています。
二重切開の傷跡が目立ちやすい人の主な特徴は、以下の通りです。
- 経験の浅い医師から施術を受けた
- ダウンタイム中のケア方法が不適切である
- ケロイド体質やアレルギー体質である
- 二重切開をした経験が複数回ある
それぞれの要因について詳しく見ていきましょう。
経験の浅い医師から施術を受けた
傷跡がなるべく残らないように二重切開をするには、技術が必要です。そのため、二重切開の実績や経験が少ない医師に任せた場合、傷跡が残る可能性も高くなってしまうでしょう。
二重切開を成功させるためには、施術料金の安さや知名度だけで選ぶのではなく、医師の技術力やカウンセリングでの丁寧さなども重視することが大切です。
ダウンタイム中のケア方法が不適切である
術後の回復を早め、傷跡をきれいに治すためには、ダウンタイム中の過ごし方が重要です。
冷却が不十分だったり、目元をこすったりすると、炎症が悪化して傷が赤く残ってしまうこともあります。また、傷跡に紫外線を浴びると、色素沈着が起こる可能性にも注意しなくてはいけません。
傷跡をきれいに治すためには、医師から処方された薬をきちんと使い、医師の指示通り過ごすことが大切です。
ケロイド体質やアレルギー体質である
傷跡の目立ちやすさには、元々の体質が影響することもあります。
たとえば、ケロイド体質の方は傷口でコラーゲンが過剰に生成されやすく、傷跡が盛り上がってしまうリスクが高くなります。身体にできるようなケロイドが目元にできることは少なく、過度な心配は不要ですが、少々気になる場合はあるでしょう。
また、アレルギー体質の方は肌トラブルが起こりやすく、赤みや炎症が長引く可能性もあります。心当たりがある場合は、カウンセリング時に必ず医師へ伝えておきましょう。
二重切開をした経験が複数回ある
再手術の回数が増えると、まぶたの皮膚や筋肉にダメージが蓄積され、傷跡が残りやすくなります。
修正手術を検討している場合は、再手術の経験が豊富で、高度な技術をもつ医師に相談しましょう。
二重切開の傷跡をきれいに治すには?ダウンタイム中のケアのポイント

二重切開後の仕上がりを美しくするには、ダウンタイム中のケアが重要です。ここでは、二重切開の傷跡をきれいに治すための、適切なケア方法について紹介します。
- 処方薬や軟膏を正しく使用する
- なるべく傷口に触れない
- 紫外線対策を徹底する
- 激しい運動は控える
傷跡をなるべく早くきれいにしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
処方薬や軟膏を正しく使用する
術後に処方される薬には、炎症を抑え、感染を防ぎ、傷跡の治りをよくする役割があります。
傷跡を早く治すためにも、医師の指示どおりに正しく使用することが大切です。市販薬を使う場合でも、医師の指示に従い、不安があるときは自己判断せずに相談しましょう。
なるべく傷口に触れない
傷口は非常にデリケートであるため、術後はできるだけ触れないことが大切です。
傷に刺激を与えると、炎症が長引き、赤みや腫れの原因になってしまいます。洗顔の際は泡立てた洗顔料でやさしく洗い、こすらず軽く押さえるように水分を拭き取りましょう。
抜糸が終わるまでは、目元のメイクやクレンジングは避け、寝るときも顔が圧迫されないよう仰向けで寝るのがおすすめです。
紫外線対策を徹底する
術後の皮膚は紫外線の影響を受けやすく、紫外線対策をしないと、色素沈着の原因になります。
外出時は帽子や日傘、UVカットメガネなどを活用し、肌の状態が落ち着いてきたら日焼け止めを使用するのが理想的です。
強い日差しを避けるために、外出する際は、できるだけ朝や夕方などの紫外線が弱い時間帯を選びましょう。
激しい運動は控える
医師からの許可が出るまでは、ランニングや筋トレ、ホットヨガなどの激しい運動は避けましょう。血流がよくなることで、内出血や炎症が悪化する可能性があるためです。
普段から運動習慣がある方は、事前に医師と相談し、運動再開の時期を確認しておくと安心です。しっかり回復するまでは、無理のない範囲で安静を心がけましょう。
二重切開の傷跡が消えない場合の修正方法

通常、二重切開の傷跡は半年ほどで自然になじんできますが、体質やケアの仕方によっては、それ以上経っても傷跡が目立つことがあります。
ここでは、傷跡が長期間消えない場合に検討される、主な対処法についてご紹介します。
- 傷跡修正手術をする
- CO2レーザーで凹凸を滑らかにする
傷跡修正手術をする
目立つ傷跡が残った場合、修正手術で改善できる場合があります。修正手術は、残ってしまった傷跡部分を丁寧に切除し、きれいに縫い直すことで、凹凸やガタつきを整える施術です。
しかし、「修正手術をしたのに傷跡が改善されず、かえって目立つようになった」というトラブルが起こるリスクもゼロではありません。
修正を繰り返さないためにも、費用だけで選ぶのではなく、修正経験が豊富な医師やクリニックに相談しましょう。
CO2レーザーで凹凸を滑らかにする
傷跡の切除手術を避けたい方や、傷跡の状態が比較的軽度な場合には、CO2レーザーによる治療を行う方法もあります。レーザーによって皮膚表面を滑らかに整え、傷跡の凹凸や赤みを目立ちにくくする効果が期待できます。
照射後に赤みや軽い腫れが出ることはありますが、ダウンタイムは比較的短く、基本的には術後4ヶ月以上が経過していれば施術可能です。
二重切開の傷跡を残さないための医師・クリニックの選び方

二重切開の傷跡をできるだけ目立たせないためには、医師やクリニック選びがとても重要です。
- 目元施術の実績や症例数が豊富かどうか確認する
- 症例写真で傷跡の仕上がりを確認する
- SNSや美容サイトなどの口コミを確認する
二重切開で後悔することなく、安心して施術を受けたい方はぜひ参考にしてみてください。
目元施術の実績や症例数が豊富かどうか確認する
二重切開の傷跡を残さず、きれいに仕上げるためには、経験豊富で技術力の高い医師に任せることが大切です。症例数が多い医師であれば、さまざまなタイプのまぶたの施術に慣れており、予期せぬトラブルにも柔軟に対応してもらえる可能性が高いでしょう。
カウンセリング時の対応の丁寧さや、質問に対して具体的に返答してもらえるかどうかも、信頼できる医師やクリニックを見極めるために重要なポイントです。
症例写真で傷跡の仕上がりを確認する
医師の技術力や施術の仕上がりを判断するために、症例写真は必ず確認しておきましょう。
自分と似たまぶたのタイプの症例や、術後3〜6ヶ月後の完成形の写真をチェックすることで、実際の傷跡のなじみ具合や仕上がりの自然さを確認できます。
照明の当て方や撮影の角度、画像加工の有無によって印象が変わることもあるため、複数の写真を比較して見ることが大切です。
SNSや美容サイトなどの口コミを確認する
クリニック選びで迷ったときは、SNSや美容系口コミサイトなどで、実際に施術を受けた人の体験談をチェックするのもひとつの方法です。
ただし、口コミには個人の主観が含まれるため、すべてをうのみにするのは避けましょう。
口コミの内容はあくまで参考程度にとどめ、最終的には症例写真やカウンセリング時の印象などをもとに、自分にとって信頼できる医師かどうかを判断することが大切です。
二重切開の傷跡に関するよくある質問

最後に、二重切開の傷跡に関するよくある質問について回答します。
- 二重切開の傷跡はボコボコになりますか?
- 二重切開の傷跡が白いのはなぜですか?
二重切開の傷跡はボコボコになりますか?
傷跡がボコボコになるケースはありますが、多くは一時的なものであり、時間とともに自然に落ち着いていきます。
ボコボコになってしまう主な原因は、縫合技術の不足や術後の感染、過度な刺激、ケロイド体質などです。また、術後3ヶ月ごろは皮膚の内部でコラーゲンが再生されるため、凹凸を感じやすくなる時期でもあります。
二重切開の傷跡が白いのはなぜですか?
切開後の傷跡が治る過程で白く変色したり、傷の周囲に白いニキビのように見える「稗粒腫(はいりゅうしゅ)」ができたりすることがあります。
通常は、時間の経過とともに目立たなくなりますが、なかには目立ってしまうケースもあります。気になる場合には、早めに医師に相談しましょう。
二重切開をするなら実績と症例数が豊富な「Another clinic」へ

二重切開の傷跡の残り方や仕上がりは、医師の技術力や術後のケアによって大きく左右されます。一般的に、赤みや腫れは数週間で落ち着きますが、傷跡が目立たなくなるまでには、一般的に3~6ヶ月ほどかかります。
目元の傷跡を残さず、理想的な仕上がりにするためには、実績や症例数が豊富な医師・クリニックに任せることが重要です。
東京・銀座にある「Another clinic(アナザークリニック)」は、目元整形を専門とする美容クリニックで、豊富な症例数を誇り、確かな技術力をもつ医師が在籍しています。
自然で美しい目元を手に入れたい方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。あなたに合った施術を、丁寧にご提案いたします。
【Another clinic】カウンセリング予約フォーム▶
日本大手の美容外科クリニックで院長を務め、クリニック内ランキングでは目元切開の分野において、全国エリア症例数No.1を獲得しておりました。
どんなことでもお気軽にご相談ください。
経歴
- ⽇本⼤学医学部 卒業
- 社会医療法⼈社団 順江会 江東病院 初期臨床研修
- 順天堂⼤学医学部 形成外科学講座 ⼊局
- 湘南美容クリニック ⼊職
- 池袋⻄⼝院・東⼝院、横浜院に勤務
- 湘南美容クリニック宇都宮院院⻑就任
- 湘南美容クリニック表参道院院⻑就任
某⼤⼿美容クリニックランキング
- 『たれ⽬形成』2022上期/2022下期/2023上期症例数全国No.1
- 『⽬尻切開』2022上期/2022下期/2023上期症例数全国No.1
- 『全切開⼆重』2022下期/2023上期症例数東京No.1
- 『⽬頭切開』2022下期/2023上期症例数東京No.1
所属学会
- 日本美容外科学会専門医
- 日本形成外科学会会員
- 日本先進医療医師会会員