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外科的涙袋形成とは?
半永久的な涙袋を手に入れる!
涙袋とは、まつ毛のすぐ下にあるぷっくりとした膨らみのことで、笑ったときに特に目立ちやすくなります。
この膨らみは、眼輪筋(がんりんきん)という目の周囲にある筋肉の一部で、笑顔になると筋肉が収縮し、涙袋がより強調されるのです。
Another Clinicでは、涙袋を形成する方法として、外科的手法による外科的涙袋形成や、ヒアルロン酸注入、脂肪注入といった治療をご用意しています。
涙袋の成り立ちについて

涙袋は眼輪筋の膨らみとその下の下眼瞼溝(くびれ)によって形成されています。
つまり、
・眼輪筋は膨らめば膨らむほど
・くびれは深く、くっきりとしている
そうすると涙袋がより際立ちます。
Another clinicではこの原理に合わせ、ありとあらゆる手技を用いて涙袋を形成します。
①眼輪筋を膨らませる
眼輪筋の膨らみを形成するために、眼輪筋オーバーラップ法による外科的涙袋形成、眼窩脂肪移植、プロテーぜ挿入、脂肪注入、ヒアルロン酸注入などの方法が考えられます。
②下眼瞼溝(くびれ)を深くする
くびれを深くするために、まぶたの裏から結膜を切開し下眼瞼溝を糸で結び縫縮することでくびれを凹ませる埋没式涙袋形成(縫合式)、くま取り(脱脂術、ハムラ法)などの方法が考えられます。
たれ目形成がおすすめの人
- もうヒアルロン酸を入れたくない
- 中顔面短縮効果が欲しい
- 笑っていない状態でも涙袋が欲しい
- 目を大きく見せたい
- たれ目形成で涙袋が減りたくない
- 涙袋に左右差がある
施術方法の種類と特徴
涙袋形成には、大きく分けて 「注入系」 と「外科系」の2つの方法があります。 「注入系」 ではヒアルロン酸の注入が一般的です。「外科系」では『眼輪筋オーバーラップ法』、『縫合法(埋没法)』、『脂肪移植(脂肪注入)』、『涙袋プロテーゼ』などがあります。適応や変化量、リスク、ダウンタイムなどが異なるので、目指したい涙袋や施術後の経過などを考慮して、最適な方法を選ぶことが大切です。「外科系」の方法について、以下で詳しく解説します。
1.眼輪筋オーバーラップによる外科的涙袋形成
眼輪筋オーバーラップ法


特徴
- たれ目形成と同時に併用できる
- 皮膚切開をする必要がある
- 半永久的に持続する
- 涙袋が出にくい人もいる
ダウンタイム
- 腫れ・内出血:1~2週間後
- 抜糸:あり
2.縫合法(埋没法)による外科的涙袋形成
縫合法(埋没法)


特徴
- 涙袋がほとんどない人でも作りやすい
- 涙袋の太さなどデザインできる
- 埋没二重のようにいつか取れてしまう可能性もある
- たれ目形成と併用ができない(1~3ヶ月空ける必要あり)
ダウンタイム
- 腫れ・内出血:1~2週間後
- 抜糸:なし
3.脂肪移植(脂肪注入)による外科的涙袋形成
脂肪移植(脂肪注入)
特徴
- 注入した脂肪の一部は吸収されてしまう
- 一度定着した脂肪は、半永久的に持続する
- しこりになるリスクがある
- 注入量によって膨らみ具合を調節できる
ダウンタイム
- 腫れ・内出血:1~2週間後
- 脂肪採取部(太ももの付け根)にも傷・内出血が出ます
4.プロテーゼによる外科的涙袋形成
プロテーゼ挿入
特徴
- そもそもやっているクリニックが少ない
- プロテーゼがズレる可能性
ダウンタイム
- 腫れ・内出血:1~2週間後
- 抜糸:あり
以下の表でそれぞれの違いをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
施術方法 | 眼輪筋オーバーラップ | 縫合法(埋没法) | 脂肪移植(脂肪注入) |
---|---|---|---|
変化量 | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
リスク | 涙袋が出にくい可能性 | 食い込みが強く見える可能性 | しこりになる可能性 |
メリット | 効果は半永久 たれ目形成と同時施術⚪︎ | 涙袋が作りやすく、デザイン性◎ | 涙袋のボリュームの調節ができる |
デメリット | 変化がやや少ない可能性 | たれ目形成と同時施術△ 取れる可能性 | 定着率が読めない |
抜糸・ダウンタイム (DT) | 抜糸:あり
ダウンタイム(DT):1~2週間前後 | 抜糸なし DT:1~2週間前後 | 太ももから脂肪採取 DT:1~2週間前後 |
外科的涙袋形成に使用すると良い施術
たれ目形成


たれ目形成+外科的涙袋形成【眼輪筋オーバーラップ法】
たれ目形成をすると涙袋が減る可能性があるため、外科的涙袋形成を併用することで涙袋が減るというデメリットを緩和することができます。
人によっては術前よりもむしろ涙袋がぷっくりと出ることもあるため、非常に有効な組み合わせになります。
また、術後にさらにこの上からヒアルロン酸などを注入することも可能なので、よりぷっくりとした涙袋が形成できます。
くま取り(脱脂術、ハムラ法)


たれ目形成+目尻切開+目尻靭帯移動+脱脂術+外科的涙袋形成【眼輪筋オーバーラップ法】
涙袋形成とともにくまをとることで下眼瞼溝が凹むことでより涙袋が際立たせることができる可能性があります。
二重整形



埋没法二重+目頭切開+たれ目形成+外科的涙袋形成【眼輪筋オーバーラップ法】+脱脂術+睫毛上皮膚たるみ取り
涙袋を強調すると、目の周りの部分(上まぶたや下まぶた)が内円に囲まれたように見え、目の部分が相対的に大きく見える錯覚を引き起こします。
これをデルブーフ効果といい、二重整形と相性が非常に良く、目を大きい印象に一気にすることができます。
Another clinicの外科的涙袋形成の症例解説

症例|20代女性 たれ目形成+目尻切開+目尻靭帯移動+外科的涙袋形成【眼輪筋オーバーラップ法】
お悩みは
・目の横幅を出したい
・涙袋が欲しい
・たれ目になり過ぎたくない(三白眼になりたくない)
でした。たれ目形成は横幅を出すようにして、黒目の位置はあまり下げずに自然なグラマラスラインのカーブにしました。
涙袋に関しては、眼輪筋オーバーラップ法で行いました。基本的にたれ目形成と同時にする場合は眼輪筋オーバーラップ法で行います。(縫合法とたれ目形成を同時に行うと、下瞼の下がり具合が変化してしまうため、同時にすることが難しいです)
眼輪筋オーバーラップ法のデメリットは涙袋のデザイン性が乏しいことと、人によってはあまり変化が出ない方もいるということです。
もし、大きな変化が欲しい場合は外科的涙袋形成【縫合法】の方を行った方がいいですが、たれ目形成から1~3ヶ月程度は最低限空けてから施術する必要があります。

料金表
※料金はすべて税込です
外科的涙袋形成
たれ目形成(グラマラスライン)
お得なセット料金もございます
下眼瞼脱脂【切らないくま取り】
お得なセット料金もございます
埋没法二重
よくある質問
- 他院の外科的涙袋形成とは何が違いますか?
-
院長の西山はたれ目形成で涙袋が減るリスクを最低限に抑えるため、長年にわたり外科的な涙袋形成の改良に取り組んできました。
カウンセリングでは涙袋が出やすい人・出にくい人の患者様の適応の見極めた上で、患者様一人ひとりに最適なアプローチをご提案しています。埋没法による涙袋形成、脂肪移植、脂肪注入、眼輪筋オーバーラップ法など多様な術式を組み合わせて、繊細に調整を重ねながらより自然で魅力的な仕上がりを追求しております。
こうした試行錯誤と研鑽の積み重ねこそが、他院にはない当院の強みであり、「任せてよかった」と感じていただける理由の一つです。 - 外科的涙袋形成のダウンタイムはどれくらいですか?
- 数日から1週間程度のことが多いです。
- 外科的涙袋形成の上からヒアルロン酸を入れても大丈夫ですか?
- 可能です。オペから3ヶ月程度は空けていただけると幸いです。
- 外科的涙袋形成はどれくらいで完成ですか?
-
【眼輪筋オーバーラップ法】
〜1ヶ月は腫れていてあまり目立たない
〜3ヶ月で少し出てくる
3ヶ月〜で腫れが完全に消退すると目立ってくる印象です
【縫合法(埋没法)】
〜1・2週間は食い込みが強い
2週間〜馴染んでくる
【脂肪移植(脂肪注入)】
〜1・2週間は腫れる
2週間〜馴染んでくる - 麻酔はどのような方法ですか?
- 基本的には静脈麻酔(笑気麻酔と局所麻酔を併用)を使用します
基本情報
施術時間 | 30分程度 |
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ダウンタイム |
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