index
ボトックスとは?
ボトックス注射は、表情ジワを改善する治療の1つです。表情筋が動くことでシワが寄るので、筋肉の動きを和らげてシワを目立ちにくくする効果や、将来のシワを予防する効果も期待できます。また、エラ張りや首周り〜肩の筋肉をすっきりと見せたり、肥大した唾液腺に打つことでフェイスラインを綺麗に見せることも可能です。
治療時間は5~10分程度で、当日から普段通りの生活が可能です。
表情筋の場合は1週間程度で筋肉の動きが弱くなり始め、徐々にしわが目立ちにくくなっていきます。
エラ・肩・足などの場合は1ヶ月程度かけて徐々に効果を実感し始めるようになります。
効果の持続期間は3~6ヶ月程度であり、時間の経過とともに効果が薄れていきます。継続して注射を行うことで若々しくいられる期間が伸びますので、多少の間隔は空けても問題ないのでできるだけ継続することが大切です。
ボトックス(ボツリヌストキシン)の種類
『ボトックス』というのは実は米国アラガン社が製造しているボツリヌストキシン製剤の商品名であり、一般名称は『ボツリヌストキシン注射』になります。
当院では以下の2種類のボトックス注射を取り扱っております。
「ボトックスビスタ®」
アラガンジャパン社製の「ボトックスビスタ®」は日本国内での厚生労働省の製造販売認可を取得しているため、広く用いられております。使用する際にはボトックスビスタ®認定医制度を取得する必要があり、冷凍されて品質を落とさずに製剤も届くため製品の安全性も高くなっております。
「ボツラックス」
「ボツラックス」は韓国のヒューゲル社製のものとなります。
ボツラックスはアラガン社製のボトックスビスタ®のジェネリック品であり、その分だけ価格は抑えられたものとなっております。
「ボトックスビスタ®」と比較しても効果自体に差は無いものと考えられます。ボツリヌストキシン注射は定期的に注射し継続することが大切なので、コストを意識する方にとってはボツラックスでも十分であるといえます。
またこちらも、韓国MFDSの承認を得ているため安全性の高い製剤といえます。
ボトックス注射の副作用・注意点
効果は3~6ヶ月程度で切れる
ボトックスの効果は永久的ではなく、効果を実感している状態を保ちたい場合は定期的に施術を受ける必要があります。
持続期間は一般的に3〜6ヵ月といわれていますが、個人差もあります。効果が切れてきた感覚がする場合は、なるべく放置はせずに定期的に継続したほうがシワが刻まれる可能性などが減らせるでしょう。
表情に違和感を感じるリスクがある
顔の表情筋に注射した場合は、笑顔が固くなる、怒った表情がしにくい、ストローが咥えにくい、目の開きが重くなる、などの副作用を感じる可能性があります。このような副作用が出てしまった場合でも効果は3〜6ヵ月継続してしまいます。
ボトックスの効果を緩和する注射薬にオビソート(アセチルコリン塩化物)という筋肉の動きを回復させる働きをする薬剤もありますが、効果的な対処法はなく基本的には効果が切れるのを待つしかありません。
これらはドクターの打ち方によって副作用が出にくくすることも可能になります。ドクターやクリニック選びは慎重に行い、カウンセリングから施術まで同じ医師に任せて、継続する際も同じ担当ドクターにするとより安全でしょう。
主なリスクは内出血・腫れ
ボトックス注射は数箇所に注入する必要がありますので、施術後に針穴程度の傷や注入部位に腫れや内出血が生じる場合があります。これらは数日で自然と改善することがほとんどですが、もし心配な場合はクリニックに相談しましょう。
注射が受けられない人
・妊娠中・授乳中の人
・妊活中の人
・過去にボトックス製剤でアレルギー反応が出たことがある人
上記以外にも、何かしら持病をお持ちの方や常備薬がある方は施術前に必ず医師に申告ししましょう。
特に、妊娠の可能性がある場合は注意が必要です。胎児への影響の有無が十分に証明されていないため、妊娠中や授乳中のボトックス治療は避けた方が無難とされております。
料金表
※料金はすべて税込です