バッカルファット除去術
バッカルファットとは？
バッカルファットとは、頬の深部にある脂肪の塊のことで、皮下脂肪よりさらに深部の筋肉下にあり、咬筋と頬筋にはさまれるように存在しています。皮下脂肪は脂肪吸引で除去しますが、バッカルファットはさらに深いところに位置するので、バッカルファット除去術は口腔内からアプローチして除去します。
バッカルファットは加齢とともに下垂し、頬のたるみ感やほうれい線を深く見せたり、ブルドッグ顔の原因になることがあります。
施術の方法について
バッカルファット除去術は頬の内側の深い部分にある脂肪の塊（約2cc~6cc程度）を除去する手術です。
バッカルファットは左右に存在し、口腔内の唾液腺開口部付近〜奥歯の辺りを数ミリ程度切開し、そこからアプローチして除去します。
多くの方は約2cc~6ccの範囲内の除去で済みますが、まれに8cc程度は除去できる方もいます。しかし、取り過ぎてしまった場合、頬がコケて感じるので取り過ぎないように注意しましょう。
バッカルファット除去術がおすすめの人は？
- ブルドック顔になってきた
- シュッとした小顔になりたい
- たるみ、ほうれい線やマリオネットラインが気になる
- 脂肪吸引をしたがもう少し小顔になりたい
バッカルファット除去術に併用すると良い施術
脂肪吸引
☑︎深い脂肪と浅い脂肪、両方にアプローチ
- バッカルファット除去は、「頬の奥にある脂肪」を除去します
- 脂肪吸引は、頬やあご下にある「皮下脂肪」を除去させます。
それぞれが違う層の脂肪に効くため、組み合わせるとより立体的に小顔効果を実感できます。
☑︎フェイスラインがよりシャープに
片方だけでは残ってしまう脂肪も、両方行うことで取り残しが少なくなります。
正面や横顔から見ても、すっきりとしたラインに仕上がります。
☑︎将来のたるみ予防にも
バッカルファットは年齢とともに下がって「ほうれい線」や「ブルドッグ顔」の原因になります。
また、皮下脂肪もフェイスラインの崩れにつながります。ともに除去することで将来のたるみ予防にもつながります。
☑︎ダウンタイムも一度でOK
別々に行うよりも、一度の施術で済むため、腫れや内出血などのダウンタイムがまとめて完了します。
お仕事や日常生活への復帰もスムーズです。
糸リフト
☑︎相乗効果
バッカルファット除去と糸リフトの併用は、脂肪除去で輪郭をスッキリさせつつ、糸リフトでたるみを引き上げることで、小顔効果とリフトアップ効果を同時に高めることができます。
☑︎たるみ予防
バッカルファットが豊富で下垂した状態では糸リフトで引き上げづらいので、バッカルファット除去で重さが軽減された部分に糸リフトのコグ（棘）を通すことで、持続的なリフトアップ効果や将来的なたるみ予防にもつながります。
☑︎口元のもたつき・ブルドッグ顔に
特にたるみが気になる方や、口元のふくらみ・もたつき、ブルドッグラインやマリオネットラインの改善を求める方におすすめの施術の組み合わせです。
バッカルファット除去術の症例解説
症例｜
20代女性 バッカルファット除去術
施術前は下膨れ感のある輪郭です。
バッカルファット除去術をすることで、自然な範囲でシュッとした輪郭にすることができました。
１週間程度はやや腫れがあることが多く、マスクで隠せる程度のことが多いです。
